このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 歯車のメカニズムとギヤノイズ低減策・強度向上策 [講習会詳細] | テックデザイン
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長年にわたり実務で歯車に携わってきた講師が、歯車の基本的な理論、ギヤノイズのメカニズムと対策・事例、強度向上策、損傷トラブル対策などを分かりやすく解説します。


歯車のメカニズムとギヤノイズ低減策・強度向上策

~トラブル対策事例を中心として~

【日 程】

2023年10月12日(木) 10:00~17:00

【会 場】

Zoom配信(Webセミナー)

【受講料】

36,300円(税込/テキスト付)

【テキスト】

PDFデータのダウンロード

【備 考】

アーカイブ配信:あり

 

※当日ご都合が合わなくても、録画のみのご受講も可能です。



                          本セミナーは「Zoom」を利用します。
                          お申込に際してはTech Design Annexにて詳細をご確認ください
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講師:東洋歯車研究所 代表(元トヨタ自動車工業㈱)加藤 昭悟先生

経歴: 1968年 京都大学工学研究科修了。同年 トヨタ自動車工業(株)入社。以後、技術部、生産技術部、機械部、品質管理部にて歯車の設計から生産技術、製造、品質管理までを一貫して担当。その後、豊精密工業(株) 顧問(1996-99年)、(株)浅野歯車工作所 技監(1999-2010年)、摂南大学 教授(2005-14年)を務める。この他、日本機械学会RC261調査研究分科会研究者側委員、日本歯車工業会ISO/JIS審議委員会第1分科会委員長、ISO/TC60/WG2,WG7,WG13日本代表委員なども務める。 

Ⅰ.歯車のメカニズム
 1. 歯形理論
 2. 歯車の力学
 3. かさ歯車・ハイポイドギヤ

Ⅱ.ギヤノイズ低減策
 1. ギヤノイズ発生メカニズム
  ① ギヤノイズ起振源と伝達経路
  ② かみ合い伝達誤差の成り立ち
  ③ 振動シミュレーション
 2. ギヤノイズ対策法と事例
  ① ギヤ諸元と歯形誤差の影響
  ② 歯面修正による対策
  ③ 仕上げ加工法による対策
  ④ 暗騒音とギヤノイズの関係と対策
  ⑤ 変速機構造における対策
  ⑥ パワプラント構造における共振対策
  ⑦ その他のギヤノイズトラブルと対策の事例

Ⅲ.歯車の強度向上策
 1.歯車の強度設計法
  ① 強度目標の設定
  ② 強度計算法
 2.歯元曲げ強度の向上策
  ① 歯車諸言の影響
  ② 材料・表面処理による対策
 3.ピッチング強度の向上策
  ① 歯面粗さの影響
  ② 材料・熱処理による対策
 4.その他の損傷トラブルと対策の事例

<受講にあたって(講師より)>
身の回りで困っている問題や疑問に思っていることがありましたら、ある程度調べて(まとめて)きていただき、その上で当日ご質問くだされば、アドバイスをさせていただきます。

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<講師のことば>
 モータの進歩で、歯切り盤の中にも歯車が一切使用されないケースが出てきました。しかし、歯車は回転運動と動力を正確かつ安価に伝達できる機械要素として、今後も広く使用されることは間違いありません。また、歯車技術は、設計技術、製造技術、材料熱処理技術など機械工学全般です。古い歴史はあるものの日々新たな研究課題が生まれていますので、皆さんが生涯に渡って楽しく取り組むテーマとして絶好なものであると確信します。今回の講習において、皆さんがそのきっかけを掴んでいただけるならば、それに勝る喜びはありません。

<講義概容>
 歯車は様々な機械に幅広く使用されている機械要素であり、その信頼性を高めることは大変重要です。本講座では、長年にわたり歯車の設計から生産技術、製造、品質管理までを一貫して担当してきた講師が、歯車の基本となる理論、ギヤノイズのメカニズムと対策・事例、強度向上策、損傷トラブル対策などを解説します。歯車の研究、開発、設計、品質保証に携わる方は是非ご参加ください。実務的な観点で、また初学者の方でも無理なく理解できるよう分かりやすく解説します。



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