第1部:テキストの要点解説(書籍の解説) 第1章 パンと発酵種の歩み プロローグ、パンのはじまり、パンとビールとお酒、ヨーロッパに広がるパン作り、世界を変えた酵母の発見、日本のパンのはじまり、日本も学び考え動きだした、今改めて見直す発酵 第2章 発酵種の科学 発酵とは(発酵に関わる微生物・微生物はどのように食品製造過程に関わっているか)、発酵種とは(伝統的なパンの製法・発酵種の微生物・発酵種とは定義はあるか?・近年、注目を集める「発酵種」)、発酵種に含まれる微生物(発酵種中の酵母と乳酸菌の数・発酵種に含まれる酵母について・発酵種に含まれる乳酸菌について・発酵種の中の酵母と乳酸菌の共生について) 、発酵種における乳酸菌の働き(風味の向上・食感の改善・微生物の増殖を抑制・製パン性の向上・温度による乳酸菌の活動への影響)、 自家培養発酵種について(自家培養発酵種のメリット・デメリット・種起こしと種継ぎについて・市販の発酵種とともに )
第3章 発酵種の作り方 レーズン種、果実種、ヨーグルト種、ホップス種、ルヴァン、ルヴァンリキッド、ライサワー種、酒種、〈特別寄稿〉パネットーネ種について、〈参考資料〉ビガ種・ポーリッシュ種 第4章 市販の発酵種 オリエンタル酵母工業、ピュラトスジャパン、パネックス、三菱商事ライフサイエンス、日仏商事、ホシノ天然酵母パン種、ボッカー社、パシフィック洋行、鳥越製粉、ニップン
第5章 発酵種の利用と応用 全国有力ベーカリーの発酵種を使ったパンレシピ:ベッカライブロートハイム、ブーランジュリーKヨコヤマ、ブーランジュリーコシュカ、ヴァンダラスト、シェ・サガラ、チクテ・ベーカリー、ベッカライダンケ、サ・マーシュ、ラ・フーガス、グルマンヴィタル、Zopfツオップ、ブレドール、たま木亭、アムフルス、シモン・パスクロウ、パン・エスポワール、TSUMUGI、パン工房ボワドオル、(補足)ベーカリー独自の発酵種、この章における【配合・工程】の読み方・考え方
第6章 発酵種の過去・現在・未来 パンとサワー種の起源、発酵種の学術分類、メタゲノミクスは発酵種研究をどう変化させるか、ライサワー種の製パン性向上に関する最新知見、ライサワーブレッドの健康増進効果、発酵種の未来
第2部:発酵種に関する学術情報の紹介・解説 国際学術文献データの紹介と解説、講師の最新研究データの紹介と解説
第3部:ディスカッション 質疑応答、講師と出席者の意見交換
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