このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 「強い特許明細書」を‟効率的“に作成・チェックする方法 [講習会詳細] | テックデザイン
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拒絶や無効になり難く、特許権を行使しやすい、強い特許明細書を効率的に作成・チェックできるよう事例を用いて分かりやすく説明します。技術分野による留意点や用途・選択・数値限定・パラメーター発明における留意点も解説します。


「強い特許明細書」を“効率的”に作成・チェックする方法

【日 程】

2023年9月15日(金) 13:30~16:30

【会 場】

Zoom配信(Webセミナー)

【受講料】

24,200円(税込/テキスト付)

【テキスト】

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【備 考】

アーカイブ配信:あり

 

※当日ご都合が合わなくても、録画のみのご受講も可能です。


                    本セミナーは「Zoom」を利用します。
                          お申込に際してはTech Design Annexにて詳細をご確認ください
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講師: 牧山 皓一
湘南国際特許事務所 所長 弁理士、(元)富士ゼロックス株式会社 

経歴:富士ゼロックス(株)に入社後、記録媒体の研究・開発業務に約20年従事。その後、知的財産部にて、研究開発部門の特許出願の権利化活動・他社特許侵害回避のマネージメント、知的財産部の方針及び計画の立案とその展開、特許事務管理・予算管理のマネージメント、知財戦略の立案、技術者・知財担当者の特許教育、職務発明規程の作成、ライセンス交渉等の業務に従事。20078月退社後、10月より現職。技術者知財教育、職務発明制度の導入・運用、発明創出活動、知財戦略、ノウハウ保護、大学との共同研究等についての企業に対する知財コンサルティングに従事。

1.「強い特許明細書」を作成するための前段階
 (1)発明を正確に把握する
 (2)従来技術調査は重要だが、どこまでするのか?
 (3)発明を最大限に活用する方法を検討する

2.「強い特許明細書」を作成・チェックするためのポイント
 (1)特許明細書は法律文書⇒正確性と明確性が要求される
 (2)「強い特許明細書」とは?
   ①拒絶・無効になり難い
   ②特許権を行使する際の障害が少ない

3.拒絶・無効になり難い「強い特許明細書」作成のポイント
 (1)特許明細書の構成
 (2)「特許請求の範囲」記載のポイント
   ①何を記載するか?
   ②どのように記載するのか?(発明の外延を明確にする)
   ③どのような形式で記載するのか?
   ④発明のカテゴリーに対応して記載する
   ⑤機能的表現を含む場合は?
 (3)「発明の詳細な説明」記載のポイント
   ①記載する項目
   ②基本的な留意点
    ・発明を実施できるように記載する(実施可能要件)
    ・発明をサポートするように記載する(サポート要件)
    ・課題の記載は慎重に⇒進歩性の存否に大きく影響する
   ③特許請求の範囲に機能的表現を含む場合の留意点
   ④図面を伴う実施の形態を記載する場合の留意点 
 (4)「図面」における留意点
   ①図面の意義
   ②図面作成上の留意点

4.技術分野別「強い特許明細書」作成・チェックのポイント
 (1)機械分野
 (2)電気・電子分野
 (3)化学分野

5.想定外への備え
 (1)先行技術調査から漏れた資料への備えは?
 (2)均等侵害主張への備えは?

6.特許権を行使する際の障害を少なくするポイント
 (1)裁判例から学ぶ留意点
   ①用語の意義が問題となった裁判例
   ②測定方法が問題となった裁判例
   ③数値の意味が問題となった裁判例
   ④障害を少なくするためのチェックリスト
 (2)特殊な発明における留意点
   ①用途発明・選択発明
   ②数値限定発明
   ③パラメーター発明

7.参考文献

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【習得できる知識】
 ●研究開発者や知財担当者が強い特許明細書を作成・チェックするためのポイントが
     習得できます。
 ●技術分野別の強い特許明細書作成のポイントが理解できます。
 ●裁判例の分析により特許権の行使が制限されるのを防ぐためのポイントを知ることが
   できます。
 ●用途・選択・数値限定・パラメーター発明に適切に対応するための特許明細書記載の
   ポイントが理解できます。

【講演概要】
 特許明細書は事業に活用できる強固な権利を獲得するための法律文書(契約書類と同様なもの)です。しかし、特許明細書が十分に検討しないで記載されたために、登録されない・登録後に無効となる場合があります。また、特許権を行使する際に、特許明細書の記載が不備なために権利行使が制限されることもあります。
 そこで、本講座では「強い特許明細書」を効率的に作成・チェックするためのポイントについて、事例を用いてわかりやすく説明します。自分が創作した発明の価値を最大限に高めたいと考えている研究開発者や事業利益の拡大に貢献する「強い特許明細書」を作成・チェックしたいと考えている知財担当者の方にお勧めの講座です。


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