このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 粉体トラブルの対策と予防 [講習会詳細] | テックデザイン
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粉体の物性測定段階からプロセス設計を行い、設備・装置の設計、試運転までを数多く経験してきた講師が、これまでの実体験を含めた多くのトラブルに関わる事項を整理した上で、対策と予防についてのノウハウを詳しく解説します。

粉体トラブルの対策と予防

~付着・固結・閉塞(つまり)・滞留(たまり)・分離偏析(かたより)・摩耗~

【日 程】

2024年1月12日(金) 10:30 ~17:00

【会 場】

Zoom配信(Webセミナー)

【受講料】

36,300円(税込/テキスト付)

【テキスト】

印刷・製本したものを郵送

【備 考】

アーカイブ配信:なし



【テキストの発送について】
テキストを郵送するため、1/9(火)の正午までにお申し込みください。

それ以降にお申込みの場合、テキストが間に合わない可能性がございますのでご了承ください。
※ご自宅に送付をご希望される場合は事前にご連絡ください。

         本セミナーは「Zoom」を利用します。
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講師: 小波技術士事務所 工学博士/技術士(機械部門)  (フルード工業株式会社 執行役員 技術開発室長) 小波 盛佳

経歴: 略歴:横浜国立大学大学院修了後,日曹エンジニアリング㈱で各種粉体プラントの設計、物性解析、プロセス開発、プロジェクト推進の業務に携わる。混合、粉砕、輸送、物性測定装置、貯槽、供給など各種粉体設備を担当。分野は炭カル、ファインセラミックス、医薬品、化学用食塩、調味料、半導体洗浄など多岐にわたる。定年退職後は、粉体技術に関するコンサルタントとして、現在に至る。千葉大学等非常勤講師、【粉体技術】誌の編集委員、工学博士、技術士(機械部門) 関連する実務経験:①「粉体技術」誌の編集委員 36年、②日本能率協会の技術士受験講座での添削指導 約10年、③芝浦工業大学 技術士2次試験受験講座の文章講習 約6年、④技術誌への技術記事の掲載(170件以上)

1.粉体を取り扱うための基本
 ① 粉体とは何か?
 ② 粉体と液体の取り扱いの違い(設備・装置として)
 ③ 粉体を扱う上での落とし穴
 ④ 上手に粉体を扱うために

2. 粉体の付着とその対策
 ① 粉体プロセスにおける付着トラブルの発生
 ② 付着トラブルの予知
 ③ 付着現象と特徴
 ④ 付着対策の考え方
 ⑤ 具体的な対策
 ⑥ 付着トラブル対策の実施例

3.固結
 ① 粉体の固結の発生とその防止
 ② 粉粒体の固結とは
 ③ 固結の発生機構
 ④ 固結に関与する因子
 ⑤ 固結の汎用的な対策
 ⑥ 固結防止剤の例
 ⑦ 食塩にみられる固結対策
 ⑧ 固結のトラブルアンケート結果より
 ⑨ 半導体分野での水垢防止対策

4. 粉体滞留・残留の防止とその利用
 ① 流れにおける粉体の滞留
 ② 粉体を滞留させない方法
 ③ 粉体の舞い上がりによる滞留の防止
 ④ 粉体を滞留させることの効用

5.粉体の閉塞
 ① 貯槽に関連して生じるハンドリングトラブル
 ② 粉体に特有の力
 ③ 閉塞のトラブル
 ④ 実際のトラブル例

6. 粉体の摩耗とその対策
 ① 摩耗測定機
 ② 粉体プロセスにおける摩耗トラブル
 ③ 摩耗トラブルと対策
 ④ 粉体自体の摩耗
 ⑤ 設備における摩耗への取り組み

7.粉体プロセスのトラブル
 ① トラブルに対する心構え
 ② トラブルが発生する工程とトラブルの内容
 ③ 粉体トラブルの分類と具体的な事象
 ④ トラブルが発生するタイミング
 ⑤ 取り合いにおけるトラブル
 ⑥ 実際のトラブルと対策の例
 ⑦ プラントのスケールアップ比率の考え方
 ⑧ スケールアップに伴うトラブル

<付録>
アイデア力を鍛えるためのオズボーンと小波のチェックリスト

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【修得知識】
 1.粉体を扱う上での考え方と注意点
 2.粉体物性の把握についての知識
 3.粉体プラント・装置におけるトラブルの知識
 4.トラブルについての心構え

【講演概要】
 粉体を扱う場合のトラブルはさまざまである。演者は粉体の物性測定段階からプロセス設計を行い、設備・装置の設計、試運転までを数多く経験してきた。実体験を含めて多くのトラブルに関わる事項を整理し、予防のための対策についてのノウハウを提供する。
 まず,粉体を扱う上での基本的な考え方を述べる。次に粒子付着・凝集および塊を生じる固結のメカニズムについて説明し,さらに滞留(たまり)と貯槽やシュート類での閉塞(つまり)についてその現象と対策を述べる。滞留については逆にそれを都合よく利用する効用にも触れる。分離・偏析(成分のかたより)トラブルも,その現象と対策を述べる。摩耗対策ではその測定法の例を挙げ、その具体的な対策について実際に行われている方法を詳細に述べる。最後に粉体プラント・機械の計画から実施までにおける多くのトラブルおよびスケールアップ時のトラブルについて説明する。粉塵対策にも言及する。また、参考として,多くの対象に役立つ開発や設計のアイデアの出し方について具体例付きの資料を示す。



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