このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 ゴム・プラスチック混練技術の基礎と実践的考え方 [講習会詳細] | テックデザイン
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ゴム・プラスチックの機能性向上には欠かせない一方で解説書の少ない混練技術について、基礎を踏まえた上で配合設計やプロセシングのポイントを事例ベースで解説します。これから混練に取り組む初心者はもちろん、日々の品質設計にお悩みのベテランにもお勧めの講座です。


ゴム・プラスチック混練技術の基礎と実践的考え方

【日 程】

2023年6月8日(木) 10:00~17:00

【会 場】

Zoom配信(Webセミナー)

【受講料】

36,300円(税込/テキスト付)

【テキスト】

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【備 考】

アーカイブ配信:あり

 

※当日ご都合が合わなくても、録画のみのご受講も可能です。



                          本セミナーは「Zoom」を利用します。
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講師: 株式会社ケンシュー 代表取締役 倉地 育夫

経歴: 1979年、名古屋大学大学院工学研究科応用科学専攻を修了。同年、ブリヂストンタイヤ株式会社 研究第一部に入社。科学技術庁無機材質研究所、ブリヂストンタイヤ開発研究所を経て1991年よりコニカ株式会社に勤務。感材開発本部第4開発センター主任研究員、感材技術研究所主幹研究員を歴任。また、1995-1997の期間に福井大学地域共同研究センター客員教授を務める。2005年にコニカミノルタ株式会社 生産技術本部先行デバイス技術部リーダー、2009年にコニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 開発本部化成品開発センター担当部長に就任。2011年に同社を定年退社し、株式会社ケンシューを設立。2016年よりナノポリス(中国蘇州)顧問に就任。2000年5月 第32回日本化学工業協会技術特別賞受、2004年5月 写真学会ゼラチン賞受賞。2007年、担当研究(半導体用高純度SiCの開発と事業化)にてブリヂストンが日本化学会化学技術賞を受賞。著書に『ポリマー混練り活用ハンドブック(ゴムタイムズ社, 2020年)』。その他、セラミックスから高分子材料まで共同執筆書籍多数。

Ⅰ.高分子材料のツボ
 1.高分子とは
 2.高分子材料の評価技術
 3.高分子材料の設計手法

Ⅱ.材料設計とプロセシング概論
 1.ゴムの配合設計とプロセス (樹脂補強ゴムを事例に)
 2.リアクティブブレンド (難燃性ポリウレタンを事例に)
 3.強相関ソフトマテリアルの手法 (機能性樹脂の配合設計とプロセス)
 4.プロセシングも含めた材料設計技術について (まとめ)

Ⅲ.素材から部材のパラダイムシフトと材料設計技術の変化

Ⅳ.高分子材料の混練プロセス
 1.分配混合と分散混合
 2.剪断流動と伸長流動
 3.高分子材料の混練装置
 4.二軸混練機を用いた混練プロセス
 5.カオス混合装置

Ⅴ.トラブル対策の事例
 1.目やに
 2.フィルムのボツ
 3.パーコレーション転移

Ⅵ.マテリアルズインフォマティクス
 1.データサイエンスについて
 2.混練技術の機能改善問題

Ⅶ.まとめ

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<本講座での習得事項>
 1.ゴム・プラスチックのコンパウンディング技術について実践的知識が得られます。
 2.コンパウンドの配合設計技術について知識を習得できます。
 3.ゴム・プラスチックスのレオロジーについて基礎的な知識を習得できます。
 4.高分子材料の基礎知識について整理確認できます。

<講義概要>
 ゴム/樹脂材料の配合技術は多方面で活用されているにもかかわらず、高分子成形体の物性がプロセシングの影響を大きく受けるために科学として扱いにくく手ごろな解説書が少ない。一方、この20年間にポリマーアロイの先駆者ウトラッキーの発明によるEFMやカオス混合装置、ラムスタットミキサーなどプロセシングに関する新技術が生まれており、地味ではあるが技術進歩がみられる。
 本セミナーでは、防振ゴムや電子機器部材用樹脂混練技術の開発経験から得られた知識を基に、配合設計技術の視点でプロセシングを捉えた「実践的な考え方」により事例をもとに講演する。 材料メーカーだけでなく、川下に位置する成形メーカー技術者や最終製品の組立技術者が日々品質設計で困っている問題について取り組むときのヒントも得られるよう講演内容に工夫している。また、高分子材料の基礎事項についても説明し、専門外の技術者が聴講しても全体の理解が得られるように配慮している。


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