このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 シャンプー・ヘアトリートメント製剤の基礎知識と処方設計のポイント [講習会詳細] | テックデザイン
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デイリーのヘアケアの基本となるシャンプーとトリートメントについて、各製剤で重要となるポイントを紹介しながらその基礎知識と処方の実際を実務経験豊富な講師が解説します。

シャンプー・ヘアトリートメント製剤の
基礎知識と処方設計のポイント

 

【日 程】

2023年5月19日(金)、6月9日(金)
13:00~17:00

【配信形態】

Zoom配信(Webセミナー)

【受講料】

詳細は以下にご案内しております

【テキスト】

郵送

【アーカイブ】

あり



                  【ご案内】
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★申込単位・受講料について
(1)両日受講
(2)スポット受講
からお選びいただけます。お申込みフォームの『申込単位』でご指定ください。
※第1回をアーカイブ配信でご受講いただけます!(5月19日更新)

両日受講              通常価格60,500円

スポット受講        通常価格33,000円

※表記価格は全て税込/テキスト付の価格です。お申込み時に申込単位をご指定下さい。
 指定がない場合は、全日程受講でご案内いたします(後から変更可能です)。

※第1回と第2回で受講者を変更できます。

 
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★テキスト送付に伴う申込み期限について
 ■ライブ受講      :開催日の4営業日前まで
 ■アーカイブ(録画)受講:開催当日まで(テキスト到着後にご視聴ください)。

 ※アーカイブ受講の場合は申込み時(お問合せ欄)にてお知らせください。
 ※ご自宅等への送付を希望される場合は別途ご連絡ください。

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★本セミナーは「Zoom」を利用します。詳細はTech Design Annexにてご確認ください。
※Tech Design Annexは株式会社テックデザインが運営する総合情報サイトです。



講師: 合同会社DaKARPO 代表 化粧品開発コンサルタント 三栖 大介

経歴: 1986年大阪大学工学部工学研究科 修士課程 修了。花王、ユニリーバ・ジャパン、日本ロレアル、ビューティーエクスペリエンスなどを経て、2020年12月に合同会社DaKARPOを設立し現在に至る。化粧品の処方開発、商品開発、生産技術、製造、品質管理などについてのコンサルティング活動を展開中。


【スケジュール】
<アーカイブ>

【第1回】シャンプーの処方設計と評価方法 

<2023年6月9日(金)>

【第2回】ヘアトリートメント製剤の基礎とその設計方法

※5月19日に開催した講習会のアーカイブ動画です
【第1回】
シャンプーの処方設計と評価方法 

1.シャンプー市場の現状
 ①シャンプーの歴史
 ②日本のシャンプー市場
 ③入浴習慣と洗髪習慣

2.界面活性剤の科学
 ①界面活性剤とは
 ②界面活性剤の機能
 ③界面活性剤溶液の性質
 ④シャンプーにおける界面活性剤の役割
 ⑤洗浄の仕組み(汚れはどのようにして落ちるのか)
 ⑥コンディショニングの仕組み
 
3.シャンプー処方の構成
 ①シャンプー作りに必要な原料
 ②主なシャンプーの分類

4.シャンプー処方の実際
 ①各種シャンプーの代表的処方例
 ②シャンプー作りの準備
 ③調製方法

5.シャンプーの評価方法
 ①性能評価
 ②品質評価
 ③安全性評価

6.質疑応答

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<習得知識>
 1.界面活性剤の構造と種類
 2.毛髪洗浄の仕組み
 3.シャンプー処方の作成方法
 4.シャンプーの評価方法

<講義概要>
 シャンプーは毛髪を洗浄するための毛髪化粧品であり、主成分は界面活性剤からなる製剤である。製剤は活性剤の濃厚溶液から構成される。界面活性剤はシャンプーでは様々な役割を持っているが、これらについての理解がないとより良い製剤の作成は困難と言える。
 本講座では、シャンプーの歴史や市場の状況をまずご紹介し、シャンプーを支える重要な原料である界面活性剤について、その機能や役割、活性剤溶液の物理化学などを述べ、さらにシャンプーにとって重要な側面である洗浄やコンディショニングの仕組みなどについて紹介していきます。また、製剤についても典型的な処方を取り上げ原料も含めて解説いたします。最後の章ではシャンプーの性能評価についてもご紹介いたします。皆様の日々の処方作りの一助となれば幸いです。

【第2回】ヘアトリートメント製剤の基礎とその設計方法

1.ヘアトリートメント製剤のための基礎知識
①液体の種類と構造
②エマルションとラメラゲル
③ラメラゲルネットワークとは
④ラメラゲルの構成要素
⑤滑沢性とラメラゲル
⑥髪の風合いとラメラゲル
⑦3:1の法則

2.ヘアトリートメント製剤に必要なこと
①ヘアトリートメントの一般的な構成
②使用する原料について
③高級アルコールと風合いの関係

3.ヘアトリートメントの簡易な設計方法
①ラメラゲルの設計
②界面活性剤の選択
③その他のコンディショニング成分とその特徴・配合方法
④シリコーンの種類と使用方法

4.安定性とその対策
①安定性に必要な考え方
②アレニウスの式と保存温度
③ラメラゲルの課題
④不安定な製剤の手直しの指針

5.質疑応答

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<習得知識>
 1.ヘアトリートメント製剤についての基本的な知識
 2.ヘアトリートメントの役割と使用する原料
 3.ヘアトリートメントの(簡易な)設計方法    
 4.ヘアトリートメント製剤の安定性の検討とその対処方法

<講義概要>
 ヘアトリートメントは、シャンプーと並んでデイリーのヘアケアに欠かせない製剤であり、シャンプー後の髪の風合いを整える重要な役割を担っています。ヘアトリートメントはほとんどの場合、乳化という手法により製造されますが、この乳化はαゲルを基本とするラメラゲルネットワークと言われる構造を有し、トリートメントにおける滑沢性や使用後の風合いは、高級アルコールを主体としたラメラゲルをいかに製剤できるかによります。
 この講義では、水中における高級アルコールや界面活性剤の集合体であるラメラゲルネットワークの生成と中心となるαゲルの構造について解説するとともに、簡易なトリートメントの設計方法について述べます。また、ラメラゲルネットワークは熱力学的には不安定な構造であることを学び、保存安定性の方法や、安定化の方法論についても解説します。



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