このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 【Webセミナー】食品の腐敗・変敗の基礎と制御技術 [講習会詳細] | テックデザイン
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毎年、食品の苦情やリコールが数多く繰り返されている。原因として大きな割合を占めているのが、微生物による腐敗・変敗である。本講座では腐敗・変敗微生物と食中毒菌の特徴、HACCPシステムの具体的活用法を解説し、苦情の実例を挙げ、その防止対策について具体的な微生物制御技術を示していく。


食品の腐敗・変敗の基礎と制御技術

【日 程】

2023年4月7日(金) 13:30~16:00

【会 場】

当社Webサイトから配信(Webセミナー)

【受講料】

27,500円(オンライン受講)

【テキスト】

PDFデータのダウンロード

【備 考】

アーカイブ配信:あり

 

 



                           本セミナーはストリーミング配信(Vimeoを利用します。
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講師: 横山技術士事務所 所長 横山 勉

経歴: 元・ヒゲタ醤油㈱ 品質保証室長。現在、国内外の食品会社や農場への新商品開発、食品表示、HACCAP、従業員教育についてのコンサルタントとして活動中。実績:国内多数、海外中国(2社)、韓国、マレーシア。食の安全・安心、リスク管理に関わる分野の造詣が深く、賞味期限延長、加速試験、リスクコミュニケーション等についての講演も多数。リスク管理検討会 委員。著書:「大豆変身物語」香雪社、「食品の腐敗変敗防止策ハンドブック」(共著,サイエンスフォーラム)等。(公社)日本技術士会 会員、食品技術士センター 監事・元副会長。資格:技術士(農業:農芸化学)、ISO22000審査員補、JAS品質管理担当者(醤油他)他。

Ⅰ 腐敗・変敗等の定義
 1.腐敗とは何か
 2.変敗とは何か
  ①発酵との違い
  ②その他の食品の状態
 
Ⅱ 微生物の生育条件
 1.水分活性
 2.温度
 3.酸素
 4.水素イオン(pH)
 5.浸透圧
 6.食品成分
 7.微生物間相互作用
 8.雰囲気ガス

Ⅲ 微生物制御技術
 1.加熱殺菌
 2.薬剤殺菌
 3.紫外線・放射線殺菌
 4.高圧殺菌
 5.冷蔵・冷凍
 6.酸素除去
 7.化学・天然物質添加
 8.濾過
 9.洗浄
 10.包装

Ⅳ 食中毒事故の実際とPL対応上の諸問題
 1.食中毒の分類と研因物質
 2.食品媒介感染症に関与する病原体
 3.食中毒の発生状況
 4.細菌性食中毒
  ①発生状況 
  ②致死率

Ⅴ HACCPと食中毒
 1.PL法と食中毒
  ①腸炎ビブリオ
  ②ブドウ状球菌
  ③サルモネラ
  ④病原性大腸菌
  ⑤ボツリヌス
  ⑥損傷菌・その他

Ⅵ 食品の腐敗・変敗例とその対策

1.生鮮食品 ①魚介類 ②食肉類 ③カット野菜 
2.日配食品 ①牛乳 ②豆腐 ③漬物④米飯  ⑤弁当・総菜  ⑥生菓子  
3.チルド・冷凍食品 ①乳製品  ②デザート類 ③食肉製品  ④魚肉練り製品  ⑤水産発酵食品  ⑥ゆで麵  
4.常温流通食品 
①缶詰・レトルト食品 ②無菌充填食品 ③餅・炊飯米 ④凍結乾燥食品 ⑤即席ラーメン ⑥清涼飲料 ⑦日本酒 ⑧醤油・つゆ ⑨マヨネーズ類 ⑩トマトケチャップ類

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習得知識:
 ①水分活性、温度、pH、浸透圧など食品の状態
 ②腐敗・変敗微生物と食中毒菌の特徴 
 ③HACCPシステムの具体的活用法

講演概要:
 毎年、食品の苦情やリコールが数多く繰り返されている。原因として大きな割合を占めているのが、微生物による腐敗・変敗である。食品の状態は多様であり、関連する微生物も同様である。食品の状態としては水分活性、温度、pH、浸透圧などに配慮する必要がある。どのようにこれらの情報を活用すればよいだろうか。
 HACCPのシステムにのっとって行うことが、望ましいと考える。ただし、腐敗・変敗に関連する微生物群はHACCPのハザードには該当しない。ハザードは食中毒菌に限られるためである。そうであっても、食品製造の各工程における微生物の存在をHACCPの考え方に従ってチェックすればよい。腐敗・変敗微生物は品質管理上の課題、食中毒菌はハザードとして区別して管理するのである。
最後に、食品として、生鮮食品、日配食品、チルド・冷凍食品、常温流通食品に分けて検討する。苦情の実例を挙げ、その防止対策について具体的な微生物制御技術を示したい。


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