このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 ものづくり・問題解決のための機器分析の考え方と進め方 [講習会詳細] | テックデザイン
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実験をしても分析ができなければ正しい結論を導くことはできません。一般的な化学分析の手法や現象・状況に合わせた分析設計の仕方を事例や演習を交えて分かりやすく解説します。

ものづくり・問題解決のための機器分析の考え方と進め方

~セオリーと事例・ケーススタディーで学ぶ分析実践力~

【日 程】

2024年3月11日(月) 10:30~16:30

【会 場】

Webセミナー(Zoom配信)

【受講料】

35,200円(税込・テキスト付)
※本講座は早期申込割引の対象外です

テキスト

印刷・製本したものを郵送

【備 考】

アーカイブ配信:なし


【申込とテキスト郵送について】
テキストを郵送するため、4営業日(休み:土日祝日)前の正午までにお申し込みください。それ以降にお申込みの場合、テキストが間に合わない可能性がございますのでご了承ください。

※ご自宅に送付をご希望される場合は事前にご連絡ください。

【お申込に際してのご案内】
◎技術コンサルタントの方や、講師業の方は受講をご遠慮ください。

企業/大学等への所属有無を問わず実質的に社外に技術指導・講演をされている方のご受講をお断りしております。
※上記につきまして、確認させていただく場合がございます。

講師: ジャパン・リサーチ・ラボ 代表 博士(工学) 奥村 治樹

経歴: 大手化学メーカー、電器メーカー、化学系ベンチャーでの研究開発とマネジメントに従事。現在はベンチャーから上場企業まで様々な業種の顧問や技術コンサルタントとして、研究開発、製造における課題解決から、戦略策定、人事研修などの人材育成などを行う(講師HP:http://analysis.ikaduchi.com)。また、学会等での招待講演や国プロにおけるキャリア形成プログラムの講師なども行っている。大阪産業大学 情報システム学科 非常勤講師、大阪市産業創造館 技術・経営相談員、市立教育研究所 運営委員、滋賀県 社会教育委員を兼務。知財管理技能士。

1.イントロダクション
1)分析とは
2)分析の位置づけ 『悪しき誤解』
3)関係性と背景
4)高機能化の弊害の注意点

2.分析活用の場面
1)主なタイプ
2)品質管理
3)トラブル対応
4)開発(R&D)

3.分析設計

4.接着・剥離を例とした実例
1)分析設計(分析フロー)
2)不良要因
3)不良の分類
4)問題解決アプローチ例
5)ファーストアプローチ
6)現状確認
7)対象別候補手法例
8)複合要素の分離

5.手法選択
1)材質による選択
2)場所、領域による選択
3)情報による選択
4)分析手法リスト

6.代表的分析手法
1)【赤外分光法】
2)【ラマン分光法】
3)【X線光電子分光法(XPS,ESCA)】
4)【オージェ電子分光法(AES)】
5)【二次イオン質量分析法(SIMS)】
6)【X線マイクロアナライザ(EPMA)】
7)【SEM、TEM】
8)【走査型プローブ顕微鏡(SPM)】
9)【クロマトグラフィー】
10)【熱分析】

7.ケーススタディー
1)ケース①:異物
2)ケース②:汚染
3)ケース③:劣化
4)ケース④:条件検討、モニタリング
5)ケース⑤:インライン

8.事例&演習
1)【異物分析】
2)【配線上異物】
3)【アルミ上異物(シミ)】
4)【アルミ上ハジキ(汚染)】
5)【塗膜ハジキ(ハイブリッド分析)】
6)【フィルム上異物(ハイブリッド分析)】
7)【混合物分析】
8)【フィルム上汚染】
9)【紫外線照射フィルムの解析】
10)【イメージング測定】
11)【プロセス評価(リアルタイム)】
12)【表面変質層の深さ方向分析】
13)【時間分解測定】

9.まとめ


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【習得知識】
◎まず何から始めれば良いか
◎どのような手順で分析を進めていけばよいか
◎現象、状況に合わせた分析設計の方法
◎事例、ケーススタディーによる実践力
◎モノづくりの進め方

【講演概要】
 研究開発はもちろん、品質保証に関わる製品試験、不具合トラブル解決などありとあらゆるモノづくりの場面で分析は必要不可欠です。これらにおいては実験が主役であると考えられているケースも少なくないですが、真実は実験をいくらしても分析ができなければ何も言えません。分析は実験と切っても切り離せないセットのものであり、モノづくりにおいて必要不可欠なものです。しかし、現実には個々の分析手法の理解が不足していることはもちろん、それに加えて、分析の進め方、すなわち、分析設計ができていないことがほとんどです。とりあえず、手近にある分析を行う、いつも同じ金太郎飴のような分析評価しかしないというようなことは日常茶飯事です。これでは、真実の姿は何も見えてきません。本講では、分析手法の解説はもちろん、モノづくりや問題解決のための手法選択から分析の進め方といった分析設計について、基本となるセオリーから豊富な事例やケーススタディーを用いて、詳細に解説します。



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