このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 食肉の風味形成・おいしさのメカニズム [講習会詳細] | テックデザイン
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食肉を用いた製品開発に携わる技術者におすすめ!本講座では"食肉のおいしさ"について、細胞や筋線維の視点から読み解いた知見について紹介します。また、おいしさにかかわる成分がどのように形成されるのかや、熟成過程での呈味成分の変化についても解説します。


食肉の風味形成・おいしさのメカニズム

~筋細胞と脂肪細胞の性質・代謝、呈味成分と熟成過程からおいしさを読み解く~

【日 程】

2023年5月23日(火) 10:00~17:00

【会 場】

当社Webサイトから配信(Webセミナー)

【受講料】

33,000円(税込/テキスト付)

【テキスト】

PDFデータのダウンロード

【備 考】

アーカイブ配信:あり

 

※当日ご都合が合わなくても、録画のみのご受講も可能です。



                          本セミナーは「Zoom」を利用します。
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講師: 麻布大学 獣医学部 准教授 水野谷 航先生

経歴: 2000年京都大学農学部卒、2005年同大学院農学研究科栄養化学研究室で博士号(農学)取得。2005年より九州大学大学院農学研究院畜産化学研究室で助教。2008年から2年間カナダ・マニトバ大学、2012年に2カ月間英国欧州バイオインフォマティクス研究所に留学。2019年4月より麻布大学獣医学部動物応用科学科食品科学研究室准教授。専門分野として、食肉の品質(特に食味)、に関する解析全般、および栄養成分による骨格筋特性の調節機序の解明に取り組む。

Ⅰ.食肉を構成する細胞
 1.筋線維(筋細胞)
 2.脂肪細胞
 3.線維芽細胞(結合組織)
 4.その他の細胞
 5.脂肪交雑の機序

Ⅱ.骨格筋の基本的特性
 1.運動能力との関わり
 2.筋線維タイプとは
 3.タンパク質代謝と筋肥大
 4.不活動と筋萎縮

Ⅲ.筋線維タイプを制御する因子
 1.運動神経
 2.筋の活動量
 3.核内受容体とそのコファクター

Ⅳ.食肉に含まれる代謝物質と風味形成
 1.遊離アミノ酸と核酸関連物質
 2.脂肪(中性脂肪、脂肪酸、リン脂質)
 3.その他の物質

Ⅴ.食肉のおいしさを左右するその他の要因
 1.死後硬直と解硬
 2.熟成とは
 3.熟成中に変化する呈味成分

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<本講座での習得事項>
 ● 食肉の食品としての特性を細胞レベル、細胞内基質レベルで理解、説明することが
      できる。
 ● 食肉=筋肉の質を左右する筋線維タイプを詳しく知ることができる。
 ● 食肉の風味を代謝物質の観点から説明することができる
 ● 食肉のおいしさに関わる最新のトピックを学ぶ事ができる

<講義概要>
 食肉は単なるタンパク質源ではなく、大変嗜好性の高い食品であり、現代 の我々の食卓に欠かせない食品となっています。本講座では、この食肉の風味がどのような要因によって形成されるのかについて、講師の最近の研究成果を交えながら解説します。具体的には、まず食肉を構成する細胞を種類ごとに解説すると同時に、骨格筋の基本的な性質についても解説をします。次いで、筋肉と食肉の質に深く関わる「筋線維タイプ」の特徴とその制御機構をわかりやすく解説します。また、食肉に含まれる呈味成分について、主要なものを紹介するとともに、食肉のおいしさに特に重要とされる成分について最近の知見を紹介します。最後に食肉には熟成過程が重要と考えられていることから、熟成とは何か、熟成中に生じる細胞内の変化についても解説します。


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