このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 目から鱗の“脱調しないステッピングモータ”の使い方 [講習会詳細] | テックデザイン
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<ご連絡>

都合により【リアルタイム配信セミナー】から【収録配信セミナー(事前に講義を撮影・編集し、その動画を一定期間視聴していただくセミナー)】へと変更させていただきました。質問はメールで承り、後日、メールで回答いたします。

⇒当初の予定通り、リアルタイム配信で開催させていただきます

ステッピングモータを使う上で“脱調”は致命的な欠陥特性です。本講座では、脱調のメカニズムを理論的に説明するとともに、脱調発生しない速度パターンを設計する理論や設計パターンが脱調に対してどの程度余裕があるのかを推定する方法を説明します。

目から鱗の“脱調しないステッピングモータの使い方

 


【日 程】

2023年3月28日(火) 10:00~17:00
 ⇒視聴開始:3/28(火)の午前9時
  視聴期間:3/28(火)~4/6(木)
  ※期間中、何度でも視聴できます
  ※質問はメールで承り、後日回答します。

【会 場】

Zoom配信(Webセミナー)
 ⇒弊社Webサイトより配信いたします

【受講料】

33,000円(税込)

【備 考】

テキスト   :印刷・製本したものを郵送します

【アーカイブ】

あり ※4/6(木)まで視聴可能です



講師: 岩淵技術士事務所 技術士(機械部門) 岩淵正幸 
    公益社団法人日本技術士会 近畿本部 機械システム部会 京都技術士会 幹事
    同志社大学理工学部 非常勤講師 

経歴: 1979年 東京大学大学院工学系研究科修了。日本セメント㈱(現太平洋セメント㈱)、川崎重工業㈱、 グローリー㈱にて開発・設計に従事。川崎重工業㈱では、【油圧制御システム設計、圧力波通信システムの開発研究、ミサイル操舵装置の開発】、グローリー㈱では【ロボットハンドの開発やシミュレーションを活用した設計法の開発】に取り組む。2013年 グローリー㈱を定年退職。現在は技術士事務所を開設し、技術コンサルティングを行う他、セミナー講師、大学非常勤講師(同志社大学理工学部)、専門書等への執筆なども行っている。

Ⅰ.ステッピングモータの特性と特徴
 1.ステッピングモータの構造
 2.ステッピングモータの回転メカニズム
 3.ステッピングモータの駆動方法
 4.ステッピングモータの特性図とその見方
 5.ステッピングモータとサーボモータの特徴比較

Ⅱ.ステッピングモータの力学
 1.ステッピングモータの力学
 2.脱調のメカニズム
 3.プルイントルク/プルアウトトルク特性曲線の意味
 4.ステッピングモータの共振特性
 5.プルイントルク曲線の推定

Ⅲ.速度パターンの種類と必要モータトルク計算事例
 1.等速度運転
 2.等加速度運転
 3.加加速度運転
 4.搬送システムの速度パターン、モータ選定計算事例

Ⅳ.速度テーブルの設計
 1.速度パターンと速度テーブルの関係
 2.速度テーブルの作成方法
 3.基準パルス発振器の周波数が小さい場合の注意点

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<習得知識>
✓メーカが教えないステッピングモータについての知識と理解が深まる
✓脱調の理由がわかり、脱調しないステッピングモータの選定・選択が行えるようになる
✓脱調しない速度パターン、速度テーブルの設計が行えるようになる

<講義概容>
 ステッピングモータを利用した位置決め搬送システムは、フィードバック制御をする必要がないので高価なサーボアンプが要りません。また、モータも価格が安く、回路設計も簡単なため、事務機器のような小型の装置ではステッピングモータが多用されています。
 しかし、被搬送物の搬送軌跡あるいは搬送速度パターンが与えられたとき、サーボモータでは起こらない脱調が発生することがよくあります。脱調はステッピングモータを使ううえで致命的な欠陥特性であり、搬送システム設計をする場合には脱調が発生しない搬送軌跡、あるいは速度パターンを設計する必要があります。特に、短時間で大きな質量の被搬送物を目標位置に到達させなければならないシステムにおいては、脱調回避が最も重要な技術課題です。しかし設計現場では、設計理論に基づくのではなく、実機で試行錯誤しながら速度パターン設計しているのが現状です。仮に、実機試行錯誤により脱調しない速度パターンが設計されたとしても、その速度パターンがどの程度の余裕があるのか不明です。したがって、そのまま運転を継続していると、環境変化により負荷の大きさが変化して脱調が発生し、思わぬトラブルを招くことがあります。
 本講座は、搬送システムの速度パターンを設計する技術者や搬送システムの品質保証を担当する技術者に向けて、ステッピングモータを使った位置決め搬送システムにおいて、脱調もメカニズムを理論的に解説します。その理論より脱調発生しない速度パターンを設計する理論や、設計パターンが脱調に対してどの程度余裕があるのかを推定する方法を説明します。


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