このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 【Webセミナー】放射線計測・放射線防護の基礎入門 [講習会詳細] | テックデザイン
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γ(X)線などの放射線を使った測定や実験にこれから携わる技術者、医療や発電など放射線に日常的に関わる方、土壌や大気、農産物の放射能測定の現場担当などにおすすめ!啓蒙書的な内容ではなく、『放射線とは何か』という基礎の基礎から測定の仕組みや防護の考え方まで、初学者向けに丁寧に解説します。


はじめて放射線に関わる技術者のための
放射線計測・放射線防護の基礎入門

【日 程】

2022年11月25日(金) 10:00~17:00

【会 場】

当社Webサイトから配信(Webセミナー)

【受講料】

33,000円(税込/テキスト付)

【テキスト】

PDFデータのダウンロード

【備 考】

アーカイブ配信:あり

 

※当日ご都合が合わなくても、録画のみのご受講も可能です。



                           本セミナーはストリーミング配信(Vimeoを利用します。
                           お申込に際してはTech Design Annexにて詳細をご確認ください。
                                 ※Tech Design Annexは株式会社テックデザインが運営する総合情報サイトです。

講師: TM RAMS Consulting(前川技術士事務所) 代表 前川 立行

経歴: 1984年、大阪大学大学院原子力工学専攻前期課程修了、日本原子力事業NAIG(株)にて放射線計測機器・システムの製品開発を行う。その後(株)東芝による吸収合併で原子力技術研究所に移籍、計測技術の研究開発に従事し2005年 計測検査技術開発部長。2010年には設計センターに異動し、原子炉計装設計部長として原子力プラント上流設計を統括。その後、設計センター副所長・所長を経て、2015年に東芝電力放射線テクノサービス(株)に転籍、CTO/常務取締役として、技術経営・技術開発・品質活動・人材育成等を主導・統括。その後、顧問を経て2022/3に同社を退職し、技術士事務所 TM RAMS Consulting (https://www.tmramsc.dev)を設立。現在、代表・技術コンサルタントとして、計測技術のコンサルティング、技術教育等に従事。放射線に限らず幅広い計測・検査技術に関わる知見と経験を活かし、中小企業の技術・技術経営支援にも注力。また、本技術セミナーを初めとする技術リテラシー・専門技術教育などにも関わる。2001/3 工学博士(東京大学大学院 システム量子工学専攻)、2018/3 技術士(原子力・放射線部門)

Ⅰ.はじめに:今放射線計測を学ぶということ
 1.仕事の領域と技術の領域
 2.福島事故以前、そして現在の認識
 3.今回セミナーにおけるゴールイメージ

Ⅱ.放射線というものの正体
 1.放射線と放射能の取り違えや誤解
 2.原子核から辿ってみる
 3.不安定な原子核は崩壊する
 4.原子核から放出される放射線
 5.崩壊した後の原子核の姿
 6.α、β、γ線の正体
 7.馴染みのあるX線はどこから出てくるのか
 8.人工的に作られる放射線(粒子線)

Ⅲ.放射線と物質との相互作用の仕方
 1.荷電粒子(α線、β線)はエネルギーを直接与えて作用する
 2.電磁波(γ(X)線)は間接的に作用する
 3.与えられたエネルギーで何が起こるか?
 4.番外編:電子によるチェレンコフ光

Ⅳ.放射線を測定する仕組み
 1.測定するということ
 2.測定で得られる情報
 3.検出する手段
 4.測定のための機器構成
 5.色々な放射線測定器、測定システム
 6.スペクトロメータ:多重波高分析装置(MCA)と波高分布測定
 7.「γ線の一生」の追跡(線源から検出器まで)
 8.「γ線の一生」の追跡(電気信号への変換とデータ処理)

Ⅴ.測定データの取り扱い
 1.直接的に得られる情報
 2.間接的に算定する情報
 3.放射線特有の統計的現象
 4.計数値と計数率の測定と統計誤差
 5.スペクトルの測定と評価
 6.スペクトルのピークを解析する
 7.少しだけ統計数学
 8.放射線計測における検出限界
 9.統計は奥深い

Ⅵ.放射線防護として知っておくべきこと
 1.被ばくの観点から見た放射能と放射線
 2.外部被ばくの指標
 3.内部被ばくの指標
 4.線量という概念
 5.放射線の被ばくと防護体系
 6.広島長崎の原爆の被害と疫学調査
 7.福島事故における被ばくの実体
 8.被ばくに関する受け止め方

Ⅶ.職業人として放射線に向き合う
 1.放射線防護の目的の確認
 2.放射線防護の三原則の確認
 3.正しく怖がる

Ⅷ.終わりに:更なる研鑽に向けて
 1.今回説明できなかったこと
 2.自身の中で地図を描きイメージする、自分の状態を知る
 3.点と点を繋ぐ、自分自身で体系を作る

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<本講座での習得事項>
 1.放射線に関連する仕事に携わる者として、必ず知っておくべき基礎的事項を学ぶことが
   できる。
 2.目に見えない放射線というものの正体と、その作用をイメージとして理解することが
   できる。
 3.放射線の測定方法、得られるデータとその取り扱いの基本を理解することができる。
 4.放射線防護の基本を知り、放射線を正しく理解し、正しく恐れる姿勢を身につけること
   ができる。

<講義概要>
 今回のセミナーは、放射線については初学者となる技術系の方々を想定しています。このため、一般的な放射線入門・啓蒙書の様に、電球などに例えた放射線と放射能の説明から始めるのではなく、あらゆる物質を構成する原子の世界に視点を置き、原子核崩壊という現象から説き起こします。
 先ず、放射線はどこで生まれて出て、どの様に周囲の物質と相互作用を起こすのかということを示します(2,3章)。次に、放射線が検出素子と相互作用を起こすことで検出・測定され、データ・情報として得られる様になる過程について説明します(4章)。また、得られたデータを処理する時に必要となる放射線特有の統計的取り扱いについても基礎的部分に触れます(5章)。その上で、仕事の種類に関わらず、放射線に関わる者として必ず知っておくべき放射線防護の基礎的知識についても説明します(6章)。最後に、今回の限られた時間枠でのセミナーで、提示できた事・できなかった事を示し、受講者の皆さんの今後の自己研鑽の道標を示します。



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