このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 腸管における栄養素の消化・吸収と生理作用 [講習会詳細] | テックデザイン
   <延期のお知らせ>
8月21日の本講座は都合により、9月9日(水)に延期となりました。
なお、コロナウイルスの蔓延に係りまして、
講習会の形式をzoomによる「Webセミナー」とさせていただいております。

ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、
ご都合がよろしければ9/9へのご参加をご検討ください。

機能性食品の開発には、栄養素の吸収・消化メカニズムの理解が不可欠です。消化管の構造と働きに加えて、食品成分がどのように消化・吸収され、生理作用を及ぼすのか、最新研究を交えながら解説します。

腸管における栄養素の消化・吸収と生理作用

~消化管の構造と働き、消化管を通じた食品成分の機能性、消化管の最新研究~

【日 程】

2020年8月21日(金) 10:00~17:00
        ↓↓↓
2020年9月9日(水) 10:00~17:00

【会 場】

都内中心部で調整しております。

【受講料】

31,000円(税込/テキスト付)

講師: 藤女子大学 人間生活学部 食物栄養学科 教授 原 博先生

経歴: 1978年名古屋大学大学院農学研究科博士前期課程(修士)修了。1979年よりテルモ株式会社技術開発部にて、経腸栄養剤の開発・臨床、肥満、糖尿病予防食素材の開発に従事。その後、北海道大学農学部助手、助教授、大学院農学研究科助教授を経て2003年より同大学院教授(農学博士)。2019年より現職。この間、文部省在外研究員として、英国Institute of Food Research, Norwich Lab. (1997-1998年)。
研究:エーテル型リン脂質の吸収と生理作用、食物繊維、オリゴ糖の生理作用、食品ペプチドの生理作用、フラボノイドの吸収など。
受賞歴:日本消化・吸収学会賞(2002年度)、日本食物繊維学会賞(2010年度)、日本栄養・食糧学会賞(2011年度)。
所属学会:日本農芸化学会、日本栄養・食糧学会、日本食物繊維学会、日本アミノ酸学会、日本ポリフェノール学会などの要職を歴任。

Ⅰ.消化管の働きとその仕組み
 1)消化管の構造・機能
 2)胃・小腸・大腸の働き
 3)消化管神経叢と消化管ホルモン
 4)消化管上皮バリア、タイトジャンクションの働き

Ⅱ.たんぱく質の消化・吸収と生理作用
 1)たんぱく質消化・吸収の基礎(ペプチド吸収とは)
 2)ペプチドの生理作用(4つの作用様式)
 3)食品ペプチドと消化管ホルモン

Ⅲ.炭水化物の消化・吸収と生理作用 —ミネラル吸収とフラボノイド吸収を交えて
 1)炭水化物の分類
 2)可消化性と難消化性の糖質
 3)食物繊維とオリゴ糖
  ① 大腸発酵(オリゴ糖の「消化」)とプレバイオティクス
  ② ミネラル吸収とオリゴ糖による吸収促進
  ③ フラボノイド吸収と機能性糖質による吸収促進

Ⅳ.脂質の消化・吸収
 1)油脂の消化・吸収
 2)トピックス:アルツハイマー病や動脈硬化と関係する特別なリン脂質

【習得知識】
 ・消化管の基本と働き
 ・たんぱく質の消化・吸収とペプチドの機能性、および作用機構
 ・炭水化物、特に食物繊維とオリゴ糖の理解とミネラルとフラボノイド吸収との関係性
 ・脂質の消化・吸収の基本的理解と病態との関係性

【講義概要】
 消化管は、口から肛門にいたる1本の管であり、摂取された食べ物が最初に触れる部分である。その構造は非常に複雑で、大脳に匹敵する神経系を有し、体の中では脂肪組織と並んで巨大な内分泌器官でもある。また、大脳からの自立性は高く、消化管自身の機能だけでなく、食欲や耐糖能、脂質代謝にいたるまで、疾病とも係わる多くの機能をコントロールしている。そのようなことから、食品分野、特に機能性食品の研究において、消化管の基本知識を習得しておくことが必須となっている。
 本講義では、まず消化管の基本的働きや構造を説明した上で、主に3大栄養素の消化吸収と、消化管を通じた食品成分の生理作用について解説する。また、吸収率や摂取量が低いため、その不足が問題となっているミネラル(カルシウムや鉄)や、食品中の微量生理活性成分で様々な機能が知られているが、その吸収率は極めて低いフラボノイドなど、生体利用性の低い食品成分の吸収にも触れ、難消化性オリゴ糖による、それらの促進作用について紹介する。最後にトピックスとして、脳や心臓に比較的多く存在するものの、その機能が分からず“なぞ脂質”として知られていたリン脂質の一種、プラスマローゲンを取りあげ、アルツハイマー病や動脈硬化との関連を紹介する。



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