このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 “金型”寿命の向上と表面処理の活用 [講習会詳細] | テックデザイン
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金型材料や表面処理の種類・特性、母材や表面処理の選択指針、実型に表面処理を適用する際の留意事項、金型寿命向上のための損傷分析や改善手順など、金型寿命向上のための実用的な技術について詳解します。

“金型”寿命の向上と表面処理の活用

~金型・表面処理の基礎,表面処理の適用のポイント・注意点,寿命向上の考え方~

【日 程】

2020年1月20日(月) 10:00~17:00

【会 場】

オームビル B1 ゼミルーム(東京 竹橋駅/神保町駅)

【受講料】

31,000円(税込/テキスト付)

講師: 岐阜大学 スマート金型技術研究センター 特任教授 土屋 能成先生

経歴: 1977年 京都大学大学院工学研究科特殊鋼講座修了。同年より2011年まで株式会社豊田中央研究所。2011年より現職。これまで「表面処理材のトライボ特性評価と適用技術」「加工熱処理による高強度歯車の開発」「金型寿命予測技術の開発」「ダイカスト金型の焼付き挙動」等の研究に従事。日本塑性加工学会、日本トライボロジー学会所属。

 1.はじめに ―金型の現状と課題―
  ① エンジンの構成部品
  ② 金型コストの位置づけ
  ③ 複合材料の増加
  ④ 加工の複合化、連続化
  ⑤ 塑性加工を取り巻く環境

 2.塑性加工のトライボロジーの特徴
  ① 塑性加工における摩擦条件範囲

 3.金型が受ける負荷と損傷
  ① 金型の損傷と影響因子
  ② 熱間鍛造型の損傷例
  ③ 型かじり発生時の工具表面の損傷
  ④ どこで壊れるのか
  ⑤ どうすれば損傷をなくせるか

 4.金型材料の種類と特徴
  ① 鋼中炭化物の種類と量
  ② 摩耗量に及ぼす炭化物の影響
  ③ 焼付き距離と炭化物量、硬さ

 5.工具鋼の熱処理と機械的特性
  ① 焼入れ
  ② サブゼロ処理
  ③ 母材の熱処理条件が重要
  ④ 焼戻し
  ⑤ 熱処理操作に伴い現れる現象
  ⑥ 熱処理の実際

 6.金型に利用される表面処理の種類と特徴
  ① 表面の強化
  ② 塑性加工金型に適用できる主な表面処理
  ③ 表面処理のいろいろ
  ④ 各種表面被膜の金型への適用例
 
 7.表面処理材の摩擦、摩耗、潤滑特性
  ① トライボ特性
  ② せん断工具/せん断刃の事例
  ③ 打抜きパンチ
  ④ アルミニウム板打抜きパンチ
 
 8.表面処理被膜の特性を最大限に発揮させるための注意事項
  ① 母材硬さの影響
  ② 表面粗さ

 9.金型寿命向上の考え方-準備と現状把握、改善方法-
  ① 金型寿命要因の見極め
  ② 金型寿命向上手順の一例
  ③ 評価試験の活用
  ④ 塑性加工における摩擦条件範囲
  ⑤ 評価試験の実施

 10.最近の被膜の動向と今後の期待
  ① 潤滑剤代用
  ② 多元素被膜への期待
  ③ 塩素の低摩擦効果
  ④ 酸化物の効果
  ⑤ 耐酸化性の向上

<習得知識>
1.金型材料および表面処理の種類や特性に関する基礎知識
2.母材や表面処理の選択指針
3.実型に表面処理を適用する際の留意事項
4.金型寿命向上のための損傷分析や改善手順

<講義概要>
 金型の寿命は製品の低コスト化に直結するため、常に長寿命化が求められます。しかし最近は高強度材や焼付きやすい材料の増加に加え、高精度加工が要求されるため金型寿命の判定基準が厳しく、ますます寿命向上が難しくなっています。
 このような状況で金型の寿命を延ばすために、本講座では、まず寿命につながる金型損傷の原因と対策について学びます。次に工具鋼に代表される金型材料について種類や特徴、熱処理による機械的特性の変化を理解します。さらに、金型寿命の向上に非常に効果がある表面処理について、その種類や摩擦・摩耗特性などを知って表面処理を選択するための基礎知識を得ます。
このような基礎知識を踏まえて、実際に表面処理を適用するときに気を付けなければいけないこと、例えば母材硬さや金型表面仕上げの影響について知り、プレス型やせん断型、鍛造型への実施例で理解を深めます。
 最後に寿命を向上させるために日頃から取り組んでおくべき事柄や金型損傷を分析する方法、寿命対策の手順について実例をもとに学習します。また、金型や製品の実物・図面をお持ちいただければ、金型寿命についての技術相談に応じます。



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