このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 プラスチック製品の射出成形品設計・成形不良対策のポイント [講習会詳細] | テックデザイン
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前半では「金型」「成形加工」「樹脂」の基本を確認し、後半では「PL」「抜き勾配」「アンダーカット」「ゲート」「フック・リブ・ボス」のポイントおよび不良要因・対策、技術トレンドなどを解説します。

~豊富な成功&失敗事例や成形(不良)品サンプルで理解を深める~
プラスチック製品の射出成形品設計・成形不良対策のポイント

【日 程】

2019年11月19日(火) 10:30~16:30(講義:5h) 

【会 場】

リファレンス西新宿 会議室(東京 新宿駅)

【受講料】

31,000円(税込/テキスト付)

講師: 伊藤英樹技術士事務所 所長 技術士(応用理学部門) 伊藤 英樹

経歴: 1986年 東京理科大学 理学部 物理学科卒業。同年、アルプス電気(株)入社。23年間、新製品の企画・開発・設計・海外量産に従事。主にパソコンやスマートフォン等の通信機器および車関連分野において、インタフェース製品(キーボード、マウス、タッチパネル等)を担当。1996年 技術士(応用理学部門)登録。2009年 伊藤英樹技術士事務所 設立。主にプラスチック新製品の開発・設計に関する技術コンサルティングおよび技術者の育成事業を行う。著書には「新人製品設計者と学ぶ プラスチック金型の基礎」(2011年 日刊工業新聞社)など。

Ⅰ.プラスチック製品の企画・設計から試作・評価・量産まで
  各工程を流れで把握し、大まかなポイントをつかむ

Ⅱ.射出成形品設計における基本3本柱
 1.金型の知識
  a.射出成形金型の構造
  コールドランナー金型、モールドベース構造、金型分解写真
  【動画視聴】ホットランナー金型による成形
  b.射出成形金型の機能
  流す(スプルー/ランナー/ゲート)、形を作る、固める、取り出す、エアー排出
 2. 成形加工の知識
  a.射出成形機の構造と機能(射出装置、型締装置)
  b.型開力(平均樹脂圧力、投影面積)と型締力
  c.成形サイクル(サイクルタイム、保圧、ゲートシール)
 3. 樹脂の知識
  a.樹脂の特性(可塑性、高分子化合物、天然樹脂、分子構造)
  b.熱可塑性樹脂(結晶性と非結晶性)、成形収縮率
  c.性能向上のための特性改質(ポリマーアロイ、繊維強化プラスチック、添加剤)

Ⅲ.射出成形品設計
 1.パーティングライン
  a.PL指示による成形品仕上がりの違い
  b.PL指示と寸法精度
  c.摺動穴部形成の諸タイプ
  【理解問題】形状例でPL指定をしてみよう
  【設計事例】PL指示と製品不良→対処例
 2.抜き勾配(抜き勾配設定の基本事項、外観表面へのシボ形成と耐傷性)
  【設計事例】キャビティ型から抜けなくなった→対処例
 3.アンダーカット
  a.アンダーカットとなる形状類型
  b.アンダーカットの金型処理方案(傾斜ピン方式、スライド方式、無理抜き方式)
  【理解問題】形状例で金型処理方案を考えてみよう
  【設計事例】筐体保持方法によるコスト削減(部品点数減)
 4.ゲート
  a.ゲートの種類(オーバーラップ、フィルム、タブ、ディスク、ダイレクト等)
  b.ゲートの機能(ゲートシール、せん断発熱、流れ制御、仕上げ容易)
  【設計事例】残留歪み(残留応力)の可視化
  【設計事例】廃ランナーの再生利用と熱履歴
 5.設計の要素形状
  a.フック(完全締結、スナップイン/アウト)
  【設計事例】スナップフックの強度アップ
  b.リブ(設計基準、不具合留意点)
  c.ボス(設計目安、不具合留意点)

Ⅳ.射出成形不良の要因と主な対策
 1.成形不良の主要因(成形品設計/樹脂/金型設計/成形機と周辺機器)
 2.主な成形不良の発生要因と対策
  a. バリ
  b. ヒケ/ボイド
  c. ウェルドライン
  d. 変形
  e. ショートショット
  f. シルバーストリーク
  g. ガス焼け
  h. ジェッティング
  i. 白化
  j. フローマーク

Ⅴ. 成形品サンプルに学ぶ技術トレンド
国際博覧会【K2019(ドイツ)】などの成形品サンプルや、
代表的な成形不良品サンプルを展示、解説していきます。
※サンプルは見て、手にとって理解することができます(撮影はNG)
※K2019(3年に1度ドイツで開催の世界最大級プラスチック・ゴムの国際博覧会)

<修得知識>
 1.射出成形品設計の知識
 2.射出成形不良の要因と主な対策の知識
 3.基本3本柱(金型、成形加工、樹脂)の知識
 4.設計事例で学ぶ対処の方法
 5.技術トレンド(海外の国際博覧会など)

<講義概要>
 プラスチックは、製品品質を作り込むのにプラスチック特性が適していることが大きな理由となり、我々の生活の中にあたりまえのように浸透しています。お客様からのプラスチック製品への要求としては、「小型化」「薄型化」「軽量化」「省電力化」「低コスト」「高度な機能・性能」「地球環境」などが挙げられます。これらの要求を満足させるためには、プラスチック特性をよく把握した上で、十分に活かさなければなりません。製品要求はさらに厳しくなっていきますが、プラスチックの基本3本柱である「樹脂」「金型」「成形加工」の基礎をしっかりと固めて「製品設計」することで、お客様の要求に的確に応えることができるようになります。次に何をすべきかの見通しも良くなります。
 本講座では、プラスチック特性を最大限に活用するために、前半で基本3本柱を復習して、後半にて「射出成形品設計」「成形不良要因と対策」について詳しく解説いたします。【理解問題】や【設計事例】も役に立つと思います。講師が視察した国際博覧会で入手した成形サンプルを元に技術トレンドについてお話しし、昨今の技術動向にも触れていただきます。
 プラスチック製品設計の担当者、樹脂や金型などの基礎知識から応用へと進みたい方、異動などによりプラスチックの知識が急遽必要になった方、新入社員でこれからプラスチックのものづくりに関わる方などにお役に立てる講座となっています。



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