このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 食品・化粧品開発のための 消費者嗜好調査の進め方とポイント [講習会詳細] | テックデザイン
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フレーバーやフレグランスの質と嗜好の関係を調査する際は、その都度、慎重な計画・実施が望まれます。ユーザー層の設定、適切な調査方法と試料、設問、調査用語の選定、データ分析方法など、講師の経験と具体的な事例を交え解説します。

食品・化粧品開発のための 消費者嗜好調査の進め方とポイント

~感覚と嗜好の基礎、嗜好調査の計画・実施・データの取読み方、試料の条件と提示、
調査用語の選定、事例~

【日 程】

2019年8月22日(木) 10:30~16:30

【会 場】

乳業会館(3階会議室)(東京 九段下駅)

【受講料】

29,980円(税込/テキスト付)

講師: 立命館大学 食マネジメント学部 教授 (元・香料会社 研究開発本部)
    國枝 里美先生

経歴:香料会社にて、長年匂いに対する感覚研究に従事。専門は、フレーバーやフレグランスの官能評価、嗜好調査、
   心理評価。食品開発のための官能評価、および、香粧品開発における匂いの生理心理効果を主な研究対象として
   取り組む。官能評価では、パネルの選定と教育訓練、試料選定、評価用語の選定や新しい手法の導入を行う
   一方、味と匂いの相互作用、匂いの選好に関する国際比較、視覚と嗅覚の相互作用、差異などについても検討。
   一方、マーケティングにおける嗜好調査では、コンシューマーインサイト部門の立ち上げに携わり、消費者調査
   に官能評価の考え方や手法を導入。香料の機能については、分析化学技術、調合技術と官能評価から、いくつか
   の特許の取得に至る。2018年より立命館大学教授。官能評価学会理事、味と匂学会誌編集委員、においかおり
   環境学会誌編集委員。

Ⅰ.感覚を測る
 1.感覚(五感)の仕組みと測定
  ・感覚の仕組みと特性
  ・感覚間相互作用
  ・生理計測と主観的評価
 2.嗜好性とは
  ・人の嗜好の変化
  ・好みの尋ね方、選好基準 
  ・消費者の本音、価値基準
 3.感覚と嗜好の関係
  ・試料の特性(物理的あるいは化学的性質)と嗜好
  ・外的要因(環境、情報など)の影響

Ⅱ.嗜好調査のポイント
 1.主な調査手法とその留意点
    インターネット調査、郵送調査、インタビュー、
    セントラルロケーションテスト、ホームユーステスト 等
 2.嗜好調査と官能評価
  ・嗜好型官能評価と分析型官能評価の違い
  ・嗜好調査の留意点
 3.質的データと量的データ
  ・データの特徴の違い
  ・質的データの分析
 4.消費者パネルの条件と選定
  ・嗜好型パネルの特徴
  ・ユーザー層とターゲットユザ―の決め方
 5.実査の計画とデータの取り扱い
  ・倫理的配慮と個人情報の保護
  ・参加者の安全と安心を確保する
  ・計画書の作成と分析データの取り扱いの留意点

Ⅲ.試料の条件と提示
 1.試料の安全性の保証
 2.実査で用いる手法と試料数
 3.予備試験の重要性
 4.試料の選定方法

Ⅳ.消費者の嗜好と表現、調査用語
 1.食品における消費者の反応
 2.香粧品における消費者の反応
 3.調査用語の選定

<習得知識>
 1.感覚と嗜好の理解
 2.嗜好調査のポイント
 3.試料の条件と提示
 4.消費者の嗜好と調査用語の選定

<講義概要>
 嗜好調査には様々な手法がありますが、手法に頼り過ぎてしまうと、実態を見誤る危険性があります。データをどう得るかは手法の選択に留まらず、多くの検討課題が含まれることを忘れてはいけません。消費者をターゲットとしたアンケートでは、個人の特性を理解するのは現実的ではない為、ターゲット層を限定し、大規模調査を実施します。しかし、これは一方で、結果の有意性を示すことに重きをおいたものにもなり得ます。消費者の嗜好は様々な要因で揺れ動きます。消費者を理解するためには、調査はいつも同じ型にはめるのではなく、その都度、計画(設計)をして実施し、その嗜好に対する適切な判断が望まれます。ユーザー層を明確に設定し、無理のない調査方法と試料、設問が用意されてこそ、様々な切り口から多面的に事象を捉えて分析できるのです。このようにして、単純にn数だけに頼らない調査が実現できるのです。特に、フレーバーやフレグランスの質とその嗜好の関係を確認する際、消費者に全て尋ねたいことをそのままぶつけても、得たい情報を得ることはできません。また、現状での調査は現状を分析することでもあります。この得られたデータの分析結果から、新たな製品開発へのアイデアを創出するために、どのような気づきを得られるのか、分析データの読み方についても実例を示し、消費者調査、嗜好調査の経験の少ない方に向けてわかりやすく説明します。



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