このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 食品の嗜好と選択の心理学 [講習会詳細] | テックデザイン
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人間の認知(おいしさ・商品)や消費/購買行動について考察します。特に、食品購入のプロセスを脳科学・心理学の観点から解説し、商品開発・マーケティング活動に資する講義を展開します。

食品の嗜好と選択の心理学

~消費者の購買行動を脳科学・心理学の知識により理解する~

【日 程】

2019年9月20日(金) 10:30~17:00

【会 場】

リファレンス西新宿 会議室(東京 新宿駅)

【受講料】

29,980円(税込/テキスト付)

講師: 東北大学 東北大学大学院 文学研究科 総合人間学専攻 教授 坂井 信之先生

経歴: 日本味と匂学会、日本心理学会などに所属.食における人間行動の心理を専門に研究し、『所さんの目がテン! -バイキングの科学-』(日本テレビ),『解体新ショー -そばはすするとおいしいのはなぜ?-』(NHK)をはじめマスメディア にも多数出演.味覚や嗅覚、体性感覚を中心とした基礎心理学(官能評価学,感性・脳情報学などを含む)から,食行動や購買行動などの応用心理学まで幅広く興味を持って研究している。

Ⅰ.人間の認知システム
 1.ヒトがおいしさを感じるメカニズム
 2.ヒトの購買行動 人は何を買うのか?
  ① ニーズに基づく購買行動  ⇒ 「何か足りない,不満」
  ② ウォンツに基づく購買行動 ⇒ 「欲しい,~したい」
  ③ 感情に基づく購買行動  ⇒ 「好き,幸せ」
 3.消費行動と動機づけ
 4.葛藤     
 5.幸せの心理学

Ⅱ.商品認知の科学
 1.食品の場合:
  ① 共感覚とは?
  ②【味覚】・【味】・【あじ】の違い
  ③ 味覚と嗅覚の相互作用
  ④ 視覚の影響
  ⑤ 食経験とおいしさの記憶
 2.生活用品の場合:
  ① 五感の相互作用
  ② 過去の使用感と記憶

Ⅲ.ブランドイメージと脳
 1.「ブランド」の魔力:先入観の脳メカニズム
  ① コーラのブランド力
  ② パッケージとおいしさ評価
  ③ 口コミ情報とおいしさ評価
 2.ボトムアップとトップダウン:思わず「おいしい」と思ってしまう仕組み

Ⅳ.消費者心理の理解
 1.選択に至る思考メカニズム:購入の決断と とりやめ
 2.後悔しない(させない)ブランドとは
 3.保有効果と認知的不協和:「これまで使っていたから良い,高いから良い」という心理

Ⅴ.まとめ

企画背景と講座のポイント
 「いいものを作ったのに売れない」…このような疑問をよく耳にします。本当に「いいもの」とは何でしょうか?「いいもの」=「売れるもの」なのでしょうか? 本講演では、このような疑問に一つの可能性を提示したいと思っています。
人が商品を購入する際には、最初に購入に対する欲求が生じ、次に商品を認知し、それからその商品を手に入れるメリット・デメリットを判断し、最終的にその商品を購入するかどうかを決定するというプロセスが生じます。これらのプロセスについて、これまでマーケティングや経済学、社会心理学などの領域でそれぞれバラバラに研究されてきました。しかしながら、近年はこれらの社会科学の知見は、脳科学や心理学という自然科学的知識で概観し、予測を立てることが可能であると考えられるようになっています。
 本講演では、これまでバラバラにおこなわれてきた研究領域の知見を「購買行動」に焦点を当て、一つにまとめた形で説明します。
 以下の二点を理解目的として解説していきます。
①人間の「選択」と「購買」は、商品の機能を入手することだけを目的としているのではない
   ことを理解する。
②心理学の知識を応用することによって、人間の「選択」と「購買」に関連する社会的課題
 (商品開発やマーケティング、消費者問題など)を解決することが可能であることを理解する。
食における人間の心理メカニズムの裏には、ヒット商品につながる思わぬ発見やアイディアが存在すると考えています。



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