このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 協働ロボット・生活支援ロボットのリスクアセスメント  [講習会詳細] | テックデザイン
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安全設計で基本となるリスクアセスメントには、規格に基づく系統的なアプローチが重要となります。国際安全規格について詳細に解説するとともに、実習を交えてリスクアセスメントの基礎的実施能力を身に付けます。

協働ロボット・生活支援ロボットのリスクアセスメント【実習あり】

~国際安全規格の背景と概要、主要安全規格との関係、リスクアセスメントシート作製~

【日 程】

2019年8月7日(水) 10:00~17:15

【会 場】

オームビル B1 ゼミルーム(東京 竹橋駅/神保町駅)

【受講料】

29,980円(税込/テキスト付)

講師: 長岡技術科学大学 専門職大学院 システム安全専攻 准教授 木村 哲也 先生

経歴: 1995年東京工業大学より博士(工学)授与。神戸大学助手等を経て2001 年より現職。「災害対応ロボットの開発と性能評価」、「国際安全規格に基づくサービスロボット安全」などの人間とロボットの協調に関する研究に従事。日本ロボット学会所属、ISO13482国内委員。著書に『システム安全入門』(共著、養賢堂、2016年)、『はじめて学ぶ機械の安全設計』(日刊工業新聞、2005年)等がある。


講師:
SKソリューション株式会社 技術課 馬場 勝彦 氏

経歴: 長岡技術科学大学大学院技術経営研究科システム安全専攻修了。これまで画像・ロボット検査装置、洗浄ライン、パラレルリンクロボットでのPick&Place、インケースラインの制御部設計、協働ロボットシステムの設計および全体マネジメント等を担当。

1.国際安全規格の背景と概要(50分)
 国内外の動向や裁判事例を踏まえ、国際安全規格の背景と概要を説明し、ロボットイノベーションのためのリスクアセスメントの必要性を考察します。

2.ISO 12100の示す安全設計とリスクアセスメント (90分)
 基本安全規格であるISO 12100の示す安全設計を概説し、ISO 12100, ISO TR 14121-2に基づくリスクアセスメントを説明します。協働ロボット・生活支援ロボットの多様性を体系的に考慮しながらリスクアセスメントを進めるためのポイント(ライフタイムタスク、合理的予見可能な誤使用、空間の制限、危険源の同定、危険状態・危険事象の区別)も説明します。

3.協働ロボット・生活支援ロボットの安全関連規格とリスクアセスメント(90分)
 協働ロボット・生活支援ロボットに関連する主要な安全規格(ISO 10218-1(産業ロボット安全(単体))、ISO 10218-2(産業ロボット安全(システム))、ISO 11161(統合生産システム安全)、 ISO/TS 15066(協働ロボット安全)、ISO 13482(生活支援ロボット安全)、ISO 13849(制御安全))の概要と関係を説明し、各規格を考慮した協働ロボット・生活支援ロボットのリスクアセスメントについて解説します。

4.リスクアセスメント実習(120分)
 簡単な協働ロボット・生活支援ロボットを例にとり、リスクアセスメントとリスクアセスメントシート作成の実習を行います。実習を通じて協働ロボット・生活支援ロボットのリスクアセスメントの課題と規格の使い方を実感していただき、リスクアセスメントの基礎的実務能力の向上を目指します。

<習得知識>
1.国際安全規格の示すリスクアセスメントに基づく安全設計の概要と背景の理解
2.関連国際規格の概要とそれぞれの関係の理解
3.協働ロボット・生活支援ロボットの規格が求める人と共存するロボットのリスクアセスメント
  の理解と基礎的実施能力
4.協働ロボット・生活支援ロボットの国際安全規格に基づく安全コンセプトの基礎的立案能力

<講義概要>
 人と共存し、人との接触を前提とする協働ロボット・生活支援ロボットは、社会の高齢化、生産性向上への強い要求などからその普及が強く望まれています。これらのロボットの普及を加速するため、関連する国際安全規格の整備も進んでいます。産業ロボットに代表される従来のロボットは、人と接触しない事を前提とした安全設計が行われてきましたが、この従来の安全設計の考え方を、これからの協働ロボット・生活支援ロボットには直接適用することは困難です。特に安全設計で基本となるリスクアセスメントは、協働ロボット・生活支援ロボットでは考慮すべきリスクパラメータが増大するため、規格に基づく系統的なアプローチが重要となってきます。
 本講義では、関連する国際安全規格を基本から説明し、協働ロボット・生活支援ロボットのリスクアセスメントの課題とその対策について解説します。また、実習を通してリスクアセスメントの基礎的実施能力を身に着けることを目標とします(ここで言う基礎的実施能力とは、安全認証の専門家と協力しながらリスクアセスメントを実施し、関連図書作成を実施できる能力です)。
 講師は社会人大学院で10年以上リスクアセスメントの講義を担当し、100名以上の実務者に国際安全規格に基づくリスクアセスメントを指導してきました。また、生活支援ロボットの安全規格策定とその普及活動も長年続けており、日本での協働ロボット・生活支援ロボットリスクアセスメントの実情を把握しています。本講義では、日本の実情を踏まえた実行力のある安全の教授を目指し、受講者が主体的にリスクアセスメントに取り組めるようになること事を目指します。



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