このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 トライボロジー入門 [講習会詳細] | テックデザイン
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大学のトライボロジーの講義を若手機械エンジニア向けに練り直した講座となります。設計・開発・製造にあたって欠かすことのできない金属同士の摩擦・摩耗についてメカニズムや評価方法を解説します。

トライボロジー入門

~設計実務(機械エンジニア)に必要な摩擦・摩耗の基礎知識~

【日 程】

2019年8月29日(木) 10:30~16:30

【会 場】

リファレンス西新宿 会議室(東京 新宿駅/西新宿駅)

【受講料】

29,980円(税込/テキスト付)

講師: 岩手大学 理工学部 システム創成工学科 機械科学コース 准教授 吉野 泰弘先生

経歴:1994年 岩手大学 大学院 工学研究科 修士課程修了。同年、株式会社日立製作所入社。同社退職後、岩手大学大学院 工学研究科 研究生を経て同博士後期課程を修了。日本学術振興会 特別研究員PD、岩手大学工学部助手、八戸工業高等専門学校 講師、岩手大学 工学部 准教授を歴任ののち、2016年4月より岩手大学 理工学部 准教授を務める。専門領域として、超電導マグネット構造材の摩擦特性、極低温における金属・樹脂材料の硬さ特性評価、樹脂成形環境における金属材料の摩耗評価、摩擦攪拌接合用回転ツールの耐久性評価、磁力把持特性に及ぼす磁束密度分布の影響などに関する研究を行っている。2001年 日本機械学会研究奨励賞を受賞。

Ⅰ.固体表面と物体の接触(90分)
 1.表面構造と表面性状(粗さパラメータと実表面)
 2.ヘルツの接触理論と塑性接触(弾性・塑性接触の違い)
 3.実際の接触のグラフ化
 4.硬さ試験法(硬さ試験から得られる材料情報)

Ⅱ.摩擦メカニズムの基礎(90分)
 1.クーロンの摩擦法則の成立限界
 2.凝着摩擦と凝着部成長理論
 3.摩擦の環境依存性
 4.掘りおこし摩擦

Ⅲ.摩耗メカニズムの基礎(60分)
 1.凝着摩耗
 2.アブレシブ摩耗
 3.摩耗係数と摩耗状態

Ⅳ.摩耗評価の基礎(60分)
 1.摩耗進行曲線と摩耗評価
 2.摩耗形態図
 3.硬さと相対耐摩耗度

<本講座での習得事項>
 1.理論上の表面と実表面の違い
 2.古典的な摩擦摩耗則から現在の摩擦摩耗理論へ発展させる
 3.摩耗評価の手法を知る
 4.硬さと耐摩耗性の関係を知る

<講義概要>
 本講義は,大学における講義科目「トライボロジー」を若手機械設計技術者向けにアレンジしたものである。これは,講師が企業での実務を経験した際に知識の不足を感じた項目に着目し,講義構成を行なった。なお,本講義は金属同士の乾燥摩擦の基礎をテーマに構成し,境界潤滑,流体潤滑,コーティング等については講義から除外した。
 Ⅰ項の目的は「実表面の接触を知る」ことであり,「硬さ」というキーワードから表面接触を講義する。Ⅱ項では,現在の摩擦摩耗理論の定番を講義し,摩擦力が「環境」の影響を受けやすいことを講義する。Ⅲ項では,前章の「摩耗」版を講義し,摩耗量,摩耗率,比摩耗量,比摩耗率等,評価値の取り扱いについて解説する。Ⅳ項では,摩耗実験で描かれる「摩耗進行曲線」から得られる情報の読み解き方を講義し,耐摩耗性を向上させる上で重要な「硬さ」の影響について,その考え方の方針を講義する。



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