このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 次世代自動車のロードマップとCASEへの対応 [講習会詳細] | テックデザイン
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自動車メーカで技術シナリオ策定(主にエンジン)に携わってきた講師が、2050年に向けた自動車のロードマップについて具体的かつ詳細に解説し、また、現状の重点課題や今後何を検討すべきかなども併せて解説します。

次世代自動車のロードマップとCASEへの対応

~エンジン車が生き残る道と電動車の技術課題およびこれからのCASE対応について~

【日 程】

2019年4月15日(月)10:00~17:00

【会 場】

テックデザイン会議室(サガフラット2階)(東京 門前仲町駅)

【受講料】

29,980円(税込/テキスト付)

講師: Touson自動車戦略研究所 藤村 俊夫 先生

経歴: 1980年トヨタ自動車工業入社。入社以来30年間、本社技術部にてエンジンの設計開発に従事。専門はエンジンの機能部品設計(噴射システム、触媒システムなど)と制御技術、および各種性能改良。2004年に基幹職一級(部長職)となり、将来エンジンの技術シナリオ策定に従事。2011年より愛知工業大学に出向(2015年に転籍)機械学科教授を経て2017年に独立。現在は自動車関連技術のコンサルタントとして活躍している。

Ⅰ. 次世代車のロードマップ
 1. 自動車を取り巻く環境と次世代車の技術完成度
  ① 取り環境と対応技術の俯瞰
  ② 次世代車の大分類と個々の課題と対応技術
  ③ 次世代車のコスト/航続距離/重量/コスト比較と展開難易度
  ④ 今後のエンジン車と次世代車(HV、PHV、RE、EV、FCV)展開に向けた考え方
 2. 環境課題への対応
  ① COP21(パリ協定)を受けた各国の温暖化ガス(CO2)排出削減への対応
  ② 世界各国のCO2排出量と産業セクターごとの排出量
  ③ 道路交通セクターにおける世界のCO2排出規制動向 (2010~2030年)
  ④ ZEV規制動向 米国加州ZEV 2018年~強化中国NEV規制2019年~導入
  ⑤ 電力セクターにおけるCO2排出量削減に向けたカーボンフリー燃料への転換
 3. 脱石油に向けた自動車のエネルギー対応
  ① 自動車の脱石油燃料に伴うエネルギーおよび燃料の多様化
  ② 各種エネルギー毎のWell to Wheel(油田からタイヤまで)でみた 総CO2の考察
  ③ 脱石油化に向けたバイオ燃料、水素燃料転換への具体的な動き
  ④ EVとHVでのWell to Wheel比較 (発電に使用するエネルギー形態の影響)
 4. 将来の自動車の販売台数、保有車の予測によるCO2総排出量の見積り
  ① 世界の自動車の販売台数予測 (~2050年)
      米国、EU、日本、中国、インド、下振れとして販価上昇、

      シェアリング、中国/インドのGDP鈍化の影響考慮
  ② 世界の自動車の保有台数予測 (~2050年)
  ③ 世界の自動車からの総CO2排出量予測と達成目標および必要な規制強化
 5. 自動車の先進技術の俯瞰とエンジン車の改良技術
  ① 車両改良技術の俯瞰 パワートレーン、エネルギーソース、

      ボディー・シャシー、自動運転、コネクティッド
  ② エンジン改良技術と達成目標
      2030年までに熱効率改善(10point)と全エンジンマイルドハイブリッドシステム採用
  ③ 熱効率向上の方向性と達成手段
  ・燃焼方式(超リーンバーン、高圧縮ガソリンエンジン、低圧縮ディーゼルエンジン)
  ・システム (高膨張化、可変圧縮比、可変気筒等、次世代点火システム)
  ・ヒートマネージメント (断熱、エンジン内熱輸送、排熱回収等、空調)
  ・燃料多様化(天然ガス、バイオ燃料、水素燃料)への対応技術
  ・軽量化 2040年までに27%の軽量化が必須
  ④ 超高張力鋼板採用比率の拡大、アルミ、鉄材からエンプラ、セラミック材への置換
 6. 将来の次世代車両比率
  ① 2040年新車販売台数上振れのケースでの予測
  ・エンジン車と次世代車比率の推移
  ・ZEV、NEV規制における世界のPHV、EV、FCV台数へのインパクト
  ・各種改良に伴う石油消費量低減見積とエンジン車のバイオ、水素燃料転換比率拡大
  ・エンジン車の改良、次世代車導入、軽量化、エネルギー転換によるCO2目標達成可能性
  ② 2040年新車販売台数下振れのケースでの予測
  ・エンジン車と次世代車比率の推移(EV,FCVは大幅に減少)
  ・エンジン車の改良、次世代車導入、軽量化、エネルギー転換によるCO2目標達成可能性

Ⅱ. CASEへの対応
 1. 自動車業界の大きなパラダイムシフト
 2. 概要とCASEについて
 3. コネクティッドカー 展開方法と課題
  ① 技術アプローチおよび交通・道路環境整備の重要性と将来導入予測
 4. 自動運転
 5. シェアリング
  ① 形態と新車販売台数影響及びシェアリングカーで必要な開発要素
 6.電動化に向けた市場予測
  ① デバイスメーカ、部品メーカもシステムメーカまで守備範囲拡
 7. CASEの具体例
  ① CASEへのニーズと必要なインフラ(エネルギー供給、道路インフラ、交通インフラ等)

Ⅲ.将来の交通システム
  1. 移動距離、車両サイズに応じた将来モビリティーの棲み分け
  ① スモール、ミディアム、ラグジュアリーに超スモール(2人乗り)が追加(中国、欧州)
  2. 将来のスマートシティーも実現
  ① 4輪車を中心とした交通社会からあらゆる交通手段を複合したモビィリティー社会への転換

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<習得知識>
 ・電動車の技術課題とこれからの市場導入優先度について
 ・自動車の今後のCO2総排出量予測とCOP21パリ協定目標達成のために必要な規制強化
 ・エンジンの効率改善におけるKey技術と燃料多様化への対応について
 ・2050年に向け、燃料多様化を含めたエンジン車、電動車のロードマップと基本的な考え方
 ・CASEにあらわされる将来にむけた自動車業界の大変革に関して


<講義概容>
  1883年にカールベンツが世界初の3輪ガソリン車を開発、その後1900年代に入りヘンリーフォードが自動車の大量生産を開始し近代モビリティー産業を確立した。ここにきて、自動車産業はまさに130年に一度の大変革に迫られている.ユーザは自動車を保有することから利用する方向にシフトし、自動車メーカはモビリティーサービス(MasS:Mobility as a service)を提供する方向への転換が必要となってきた。
  このような状況を踏まえ、本講座では今後の自動車産業とその技術について、大きく2つに分けて解説する。一つ目は今後自動車メーカが規制・顧客ニーズ双方の要求を満足するための技術開発はどうあるべきか、内燃機関をどういう形で残していくか、技術的観点から電動化(HV,PHV,EV,FCV)の優先順位はどうあるべきかについて解説し、2050年にむけたロードマップを提示する。

  二つ目はCASE(コネクティッド、自動運転、シェアリング、電動化)に関して、今後コネクティッドとシェアリングを普及させることの重要性と、一方で電動化と自動運転については今の進め方では非常に危うく、現状の重点課題と今後何を検討すべきか解説していく。
  三つ目は、まさに現在4輪車はユーザーが保有するから利用する、自動車メーカは製造・販売からサービスを提供する方向に変革すると言われる中、この交通形態の変化は急激で、スマートシティーを軸にいまや4輪車は交通手段の一部とみなされる社会に転換しようとしていることについて解説する。


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