このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 動的ぬれ性の評価と界面機能制御による接着技術への応用 [講習会詳細] | テックデザイン
FAXでのお申し込みはこちらから

接着性の向上を考える際、界面で発生している事象を理解するためには"ぬれ性"の評価は必須です。本講座では、接着における"ぬれ性"の基礎や評価方法のほか、様々な界面機能性高分子の特性や最新の研究動向までを包括的に学ぶことが可能です。

動的ぬれ性の評価と界面機能制御による接着技術への応用

~接着・粘着のための界面科学と高分子による界面機能性の向上~

【日 程】

2019年3月29日(金) 10:00~17:00

【会 場】

都内中心部で調整しております。

【受講料】

29,980円(税込/テキスト付)

【備 考】

大学理系学部程度の物理・化学の

初等知識を必要とします。

講師: 岐阜大学 大学院 自然科学技術研究科 物質・ものづくり専攻 助教 博士(農学)

高橋 紳矢先生

経歴:

   1993年 岐阜大学工学部応用精密化学科 技術官に就任、2003年より岐阜大学工学部応用化学科に技術専門職員。2004年 東京大学大学院 博士(農学)を取得。2012年 岐阜大学工学部機能材料工学科 助教を経て、2016より現職。

 日本接着学会中部支部副支部長、接着界面科学研究会副委員長、粘着研究会産学協同研究主幹を併任。専門領域は、高分子表面物性・界面化学、界面機能高分子材料の基礎と応用、複合材料界面。2002年度 日本接着学会論文賞を受賞。最近では、「多孔質フィルム/膜の製造技術」(2016、S&T出版)を分担執筆。

Ⅰ.接着の界面科学 ~ぬれとは何か? 接着からぬれを学ぶ~
 1.接着の素過程
 2.ぬれの基礎と接触角測定
 3.ぬれに対する表面形態の効果
 4.表面張力と界面張力
 5.ぬれの臨界表面張力
 6.接着の最適条件

Ⅱ.動的ぬれ性の評価 ~表面・(異種)界面をどのように評価するか~
 1.意義及び有効性
 2.セグメントの選択的吸着挙動(環境応答性と自己組織化)
 3.ガラス転移のダイナミクス
 4.動的接触角(DCA)
 5.湿潤張力緩和(ATR)

Ⅲ.DCA、ATRによる評価と界面機能性 ~動的ぬれ性測定のポイント~
 1.動的ぬれ性と表面分子運動性
 2.プラズマ処理表面の評価
 3.親水化処理表面の評価
 4.各種くし形高分子表面の評価

Ⅳ.界面機能性高分子 ~表面・界面をコントロールするには?~
 1.植物由来材料の応用
 2.脂肪族ポリエステルの表面張力
 3.相容化剤
 4.界面活性剤
 5.粘着剤
 6.粘着剤の特異性と動的ぬれ性
 7.複合材料の界面と接着性改質(炭素繊維/樹脂界面)
 8.スマート界面材料の紹介とその考え方

/images/noimage.png

<本講座での習得事項>
 1.界面化学と基礎と表面動特性(Surface Dynamics)
 2.接着・粘着その他界面事象における解析及び表面処理
 3.スマート界面を含む界面機能性材料への応用

<講師のことば>
 ぬれ性は接着をはじめとする様々な界面事象を知る上で重要な概念です。ぬれ性と言えば、必ず測定されている接触角ですが、この値の変動が表面分解能の高い最新分析機器に負けないくらい、最表面(分子数層)の情報に敏感であることは意外と知られておりません。それだけに、表面・界面を扱う分野では接触角をはじめとしたぬれ性を正しく理解する必要があります。一方、高分子などのソフトマターと呼ばれる材料の表面は、例え非常に硬い樹脂であっても置かれた環境に応じた成分の再構成が比較的早い時間で起こっています。したがって、この概念を扱う界面化学では従来の静的な取扱いの他、経時変化や界面と接する環境移行などを考慮した動的な解析が界面機能の発現と持続性を評価する上で有効な武器となっています。
 本セミナーではぬれ性の基礎を、接着・粘着現象との関係から説明した後、その動的解析の有効性や昨今のスマート材料を含む界面制御材料、複合材料の界面接着性について、演者らによる検討例や応用例を挙げながら詳細に解説いたします。本セミナーによって、界面機能性高分子材料(例えば、接・粘着剤、塗料)の開発研究や異種材料の接着などに従事されている研究者(技術者)に必要な界面に対する考え方を提供できれば幸いです。


  • 講習会一覧(日付順)
  • 受講のしおり
  • 会場案内
  • お問い合わせ
  • よくある質問


  • facebook
       
ページTOPへ