このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 エアーコンプレッサーの基本原理と省エネ運転・トラブル回避のポイント [講習会詳細] | テックデザイン
FAXでのお申し込みはこちらから

エアーコンプレッサー(空気圧縮機)の構成要素や性能に関係する技術、しくみなど、上手に使いこなすために必要な基本知識を紹介します。また、機種選定から設置、メンテナンス、トラブル対策など、実務のポイントについて解説します。

エアーコンプレッサーの基本原理と

省エネ運転・トラブル回避のポイント

~原理・構造, 性能要因, 振動・騒音, ドレン, 冷却, 選定・設定, メンテナンス, トラブル事例~

【日 程】

2019年2月26日(火) 10:30~16:45

【会 場】

テックデザイン会議室(サガフラット2階)(東京 門前仲町駅)

【受講料】

29,980円(税込/テキスト付)

講師: 石巻専修大学 理工学部 機械工学科 教授 博士(工学)

元 ㈱日立製作所 機械研究所 主任研究員 亀谷 裕敬先生

経歴: ㈱日立製作所では、スクリュー式エアーコンプレッサーを中心に各種の容積形流体機械の研究開発に従事。現在は、圧縮空気の効率的な作り方と使い方について研究をしている。【所属学会】日本機械学会、日本フルードパワーシステム学会、日本設計工学会【受賞歴】平成25年度関東地方発明表彰:文部科学大臣発明奨励賞ほか

Ⅰ.エアーコンプレッサー(空気圧縮機)とは何か(40min)
1.圧縮機の定義
2.圧縮機の仲間 
3.空気以外の圧縮対象気体
4.圧力と吐出量の定義
5.空気圧縮機と圧縮空気の用途

Ⅱ.さまざまな方式のエアーコンプレッサー(60min)
1.圧縮原理による分類
 (1)レシプロ(往復動)式
 (2)スクロール式
 (3)スクリュー式
 (4)ターボ式
 (5)各種の方式が並存している理由
2.圧縮過程における注入液体の有無
3.動力源による分類
4.容量制御の方式による分類
 (1)容量制御を必要とする理由
 (2)オン・オフ制御 
 (3)アンロード制御
 (4)回転速度制御
 (5)上記の制御方式の組み合せ

Ⅲ.エアーコンプレッサーの構造(30min)
1.構成している機器
2.圧縮機本体
3.動力源と伝動機構
4.吸気系統
5.油分離と油冷却
6.冷却系

Ⅳ.性能を決める要因(60min)
1.効率の種類と定義: エネルギ効率、断熱効率、体積効率、商品としての効率
2.指圧線図: 線図の見方、断熱圧縮、動力の見積もり、エネルギ損失の量
3.内部漏洩: シールライン、漏洩流路、圧力差(ユーザ配管系の漏洩)
4.冷却効果: 発熱する理由、熱交換の時間、事実上の断熱圧縮
5.多段化: 内部漏洩低減効果、中間冷却効果
6.圧縮比の適正化: 吸入閉止と吐出開始のタイミング、内部圧縮機能の有無
7.吸気加熱、吸気圧損
8.機械損失、モータ損失

Ⅴ.振動と騒音(30min)
1.振動騒音を発生する原因: アンバランス、不連続現象、荷重変動、圧力脈動
2.伝播経路と遮断の工夫: 防振支持、パッケージ化
3.導入と設置: 振動騒音低減を意図した設置方法

Ⅵ.ドレン(凝縮水)の扱い(20min)
1.ドレンが発生する理由
2.ドライヤの原理

Ⅶ.必ず必要な冷却(15min)
1.消費動力が全て発熱に
2.アフタークーラ
3.他の放熱箇所
4.放熱の再利用

Ⅷ.エアーコンプレッサーの選定と設置計画、メンテナンス(20min)
1.選定: 圧力と吐出量、油の有無、複数台にすべきか、ドライヤ
2.設置: 配管系、空気槽
3.メンテナンス: 日常点検、手入れ、交換部品、交換寿命センシング機能

Ⅸ.トラブルの事例と対策(25min)
1.圧力不足、容量(風量)不足
2.ドレンによる障害
3.異常な振動や騒音
4.電力消費の増大、異常な発熱

<習得知識>
(1)コンプレッサの種類と各々の原理ならびに特徴
(2)コンプレッサを省エネ運転するために必要な理論とコツ
(3)コンプレッサを利用する際に起こり得るトラブルと事前に防止する手段

<講義概要(講師のことば)>
 多くの産業で使われている圧縮空気(いわゆる工場エアー)を作っているエアーコンプレッサー(空気圧縮機)について講義します。エアーコンプレッサーは広く使われている分、消費電力や故障発生が業務に大きく影響します。しかし、機種選定や設置方法、メンテナンスが十分考慮されたものなのか心配な事例も散見されます。そこで、省エネで信頼性の高い使い方ができるように、エアーコンプレッサーに関係する技術を集約整理して紹介します。また、スクリュー式やスクロール式など、各種の圧縮原理が並存している理由や、それぞれの特徴、圧縮過程で空気に混入する液体の役割と注意点、容量制御の必要性と方式など、エアーコンプレッサーのしくみも説明します。これらを知れば機種選定や運転方法について主体的に判断し、製品の能力を活かす使い方ができるようになります。エアーコンプレッサーを選定、設置、利用している設備関係の技術者や、エアーコンプレッサーをシステムに組み込んで活用するプラント技術者、エアーコンプレッサーにこれから携わりたいという方を想定して話をしたいと考えています。


  • 講習会一覧(日付順)
  • 受講のしおり
  • 会場案内
  • お問い合わせ
  • よくある質問


  • facebook
       
ページTOPへ