このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 乳化の基本と乳化剤の使いこなし [講習会詳細] | テックデザイン
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個人の経験に依存しがちな乳化剤の使い方について、HLB法、有機概念図法、溶解度パラメーターといった指標値を根拠として科学的に使いこなし、安定なエマルションを得るためのポイントを解説します。

乳化の基本と乳化剤の使いこなし
~乳化の基本技術、乳化剤の選定、安定性評価、スケールアップの留意点~

【日 程】

2019年4月15日(月) 10:00~17:00

【会 場】

都内中心部で調整しております

【受講料】

29,980円(税込/テキスト付 )

【備 考】

持ち物:電卓をお持ちください

■乳化の基本と乳化剤の使いこなし (2019年4月15日(月) )

講師: 株式会社ミルボン 中央研究所 開発顧問  理学博士 堀内 照夫

略歴:1971年 東京都立大学 理学研究科修了後、ライオン株式会社にて研究開発に従事。2003年 定年退職後は神奈川大学工学部、明星大学総合理工学部を経て2014年から現職。専門:・界面活性剤水溶液物性(ベシクル、高分子ベシクル、乳化等)・製剤科学技術(乳化製剤、洗剤、ヘアケア製剤、歯磨剤、洗口剤等) 1971年 東京都立大学大学院理学研究科修士課程修了。同年、ライオン株式会社に入社し、32年間勤務。ファブリックケア研究所、ビューティケア研究所、第2応用研究所(基礎研究)、オーラルケア研究所、物質科学センター(基礎研究)において研究開発に従事(2003年 定年退社)。2003~2007年 神奈川大学工学部化学教室にて「三相乳化法によるエマルション燃料」の開発プロジェクトと、その研究成果を実用化するための大学発ベンチャー企業「未来環境テクノロジー株式会社」の設立に従事。2008~2014年 明星大学総合理工学部生命科学にて非常勤講師(化学系)および社会人向け通信講座講師(界面活性剤、乳化技術)を務め、2014年より現職。

Ⅰ.はじめに

Ⅱ.講義の狙い
 1.乳化剤の役割
 2.乳化技術における要素技術を支援する指標値

Ⅲ.物質/物質間の相溶性の指標値

Ⅳ.乳化技術の基礎理論
 1.乳化とは
 2.乳化技術の推移
 3.合成界面活性剤を乳化剤とした乳化形態
 4.乳化剤の選択
  1)乳化剤水溶液の物理化学的性質
   ① 溶解挙溶解挙動
   ② クラフト点
   ③ 曇点
   ④ 乳化能の指標値;界面張力~濃度曲線
   ⑤ 臨界ミゼル濃度(cmc)およびその作用因子
   ⑥ 乳化剤の配向性(強さ);吸着等温度曲線
  2)HLB方式による乳化剤の選択
   ① HLB方式による乳化剤の選択手順
   ② 油相および混合油性基材の所要HLBの計算法
   ③ 乳化剤および混合乳化剤のHLB値の計算法
   ④ 混合乳化剤の組成指針;臨界充填パラメーターの活用
   ⑤ 混合乳化剤組成の最適化指針
 5.拡張HLB法
  1)Davies式による界面活性剤のHLB値の計算法
  2)有機概念法による(親水性/疎水性)値の評価
  3)拡張HLB法によるイオン性および非イオン性界面活性剤のHLB値の計算法
  4)非イオン界面活性剤/イオン性界面活性剤系の混合HLB値の計算法
 6.乳化技術
  1)機械(物理)的乳化方式
   ① 乳化機の種類と特徴
   ② 乳化機のせん断力の比較
  2)物理化学的乳化方式
   ① 混合油性基材の配合順序指針;溶解度パラメーターの活用
   ② 乳化剤の添加法
   ③ 転移現象と乳化粒子径
   ④ 主な物理化学的乳化方式
    (転相乳化法、D相乳化、転相温度乳化法、ゲル乳化、液晶乳化等)
  3)スケールアップ時の留意事項
 7.安定性評価技術
  1)エマルションの不安定化要因
  2)「相」から眺めたエマルション粒子の溶存状態
  3)エマルションの不安定過程
  4)エマルションの促進試験法
  5)エマルションの物性評価技術

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【習得知識】
① 乳化技術の基礎知識
② HLB方式、有機概念図法及び溶解度パラメーターの基礎と各種パラメーターの計算の仕方
③ イオン性界面活性剤、イオン性界面活性剤/非イオン界面活性剤系のHLB値の計算法
④ 混合乳化剤(混合界面活性剤)の組成決定の指針
⑤ 表面張力、吸着、臨界充填パラメーターの物理化学的意味
⑥ スケールアップ時の留意事項

【講師のことば】
 化粧品をはじめ、医薬品、トイレタリー製品、化学品等の広範囲な産業分野で注目されている基盤技術の一つである乳化技術は、主として『乳化剤の合成技術開発』、『乳化剤の選定・最適化評価技術』、及び『乳化(プロセス)技術および製剤の安定化評価技術』といった要素技術から構成されている。これらの要素技術の中で安定な乳化製剤を生産するためには、『乳化剤の使いこなし方』に負うところが大きい。しかし、この『乳化剤の使いこなし方』はとにかく、個人的な経験に依存しているため、任意性が大きく、課題解決に障害となる場合が見受けられる。
 本講義では、「乳化」の性能・機能に関わる指標値を駆使し、科学的な視点から、乳化剤の選択、乳化剤の組み合わせ、配合順序等の乳化技術を習得する事を目的とする。習得したこれらの指標値は単に乳化現象に留まらず、広く、洗浄、分散、可溶化等の界面現象に展開できる。今回は特に、研究者および生産現場でも同じ技術概念でコミュニケーションが図れる事を目的として、指標値に関わる算定式は出来るだけ簡便で、実用的かつ基礎研究にも十分に耐えるものを選定した。本講が安定かつ高品質の製品の生産かつ、乳化製剤の効率的な開発の一助となれば幸いである。




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