このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 飲料製造における 殺菌および充填技術の基礎と微生物事故防止 [講習会詳細] | テックデザイン
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飲料の製造現場において必須の、充填前の殺菌技術、微生物の死滅曲線(TDT)とD値・Z値の関係、芽胞菌対策、各種薬剤の殺菌効果、アセプティック充填を含む充填技術、微生物事故防止対策を、講師の経験談や動画を交えて解説します。

ミネラルウォーター・ソフトドリンク・アルコール飲料 (Ready To Drink)

飲料製造における 殺菌および充填技術の基礎と微生物事故防止  

【日 程】

2019年2月27日(水) 10:00~17:00(講義:約6時間)

【会 場】

日比谷記念ホール(東陽町スクウェアビル)(東京/東陽町駅)

【受講料】

29,980円(税込/テキスト付)

講師: ㈱ティーベイインターナショナル 代表取締役 技術士(生物工学) 松田 晃一

経歴: 1984年京都大学農学部食品工学科微生物生産学研究室卒業、キリンビール入社。全国、6工場のビール&飲料工場で醸造、パッケージング、品質保証、工場建設を担当(計23年)。そのうち、パッケージング&工場建設が長く計8年従事し、製造側(プロセス側)と設備設計施工側(エンジニアリング側)の双方の考え方、知識を学ぶ。4年間のパッケージング研究所ではペットボトルの軽量化、バリア技術の開発に従事。キリンビバレッジ生産本部技術部長を最終ポジションに、キリン勤続30年で退職。自身の飲料ビジネスコンサルタント会社を2015年3月に設立、現在に至る。MBA、エネルギー管理士、公害防止管理者(大気・水質・騒音)、放射線管理者(第二種一般)、通訳案内士(英語)等の資格を持ち講演も多数。

1.ミネラルウォーター・飲料・アルコール飲料市場のトレンド
 ①ミネラルウォーター(MW)
 ②飲料 
 ③アルコール飲料

2. 飲料の特性(栄養分、pHなど)による殺菌と充填
 ①Hurdle理論
 ②水分活性
 ③温度
 ④栄養分
 ⑤飲料のpH 
 ⑥炭酸の有無
 ⑦カテキンなどの抗菌成分の有無

3. 微生物熱殺菌の基礎
 ①TDT曲線
 ②D値とZ値
 ③F値とは
 ④ボツリヌス菌
 ⑤PU値とは
 ⑥清涼飲料水のpHごとの殺菌条件
 ⑦芽胞菌
 ⑧フラットサワー菌、好酸性耐熱性菌
 ⑨シュガーエステル 
 ⑩清涼飲料水の指標菌に基づく微生物管理

4. 飲料充填前 殺菌&除菌技術
 ①設備の洗浄と殺菌
 ②中味殺菌器の殺菌
 ③加熱殺菌設備
  ・シェル&チュープ・プレート式熱交換器・パストライザー     
 ④伝熱原理
 ⑤乱流束とレイノルズ数  
 ⑥微生物管理レベルの悪化要因
 ⑦容器殺菌
  ・オゾン・微酸性電解水・過酢酸・過酸化水素・電子線殺菌
 ⑧充填機周辺の飛び込み防止

5. ホット充爛からアセプティック充填
 ①ASISシステム
 ②BCR(Biological Clean Room)
 ③PETボトル内製化とアセプティック充填

6. 各糧飲料充填
 ①フィリングの3要素+1
 ②びんピール充填
 ③日本酒、ワイン充填 
 ④缶ピール&缶飲料充填とニ重巻締
 ⑤PETボトルのキャッピング
 ⑥ステンレス樽
 ⑦炭酸飲料充填
 ⑧紙容器の充填

7. 清涼飲料、PETポトル内製化技術とアセプティック充填技術
 ①PETレジン
 ②触媒
 ③プリフォーム成型
 ④ボトル成型
 ⑤PETレジン温度と結晶化度
 ⑥ブロー成形
 ⑦過酢酸方式と過酸化水素方式
 ⑧第5世代無菌充填方式
 ⑨残留応力によるボトル収縮、クリーピング

8.微生物検査と事故防止
 ①食品衛生法などの法で定められた微生物検査
 ②兆候管理を目的とした微生物検査
 ③出荷判定を行うために行う微生物検査
 ④製品検査から微生物が検出されたら

9.最新の微生物検出技術(資料による紹介)
 ①MALDI-TOF/MS法
 ②迅速判定法の課題

10. 品質向上と微生物事故撲滅に向けた対応(資料による紹介)
 リスクアセスメントマップ運用による最悪事例の事前回避

<習得知識>
 1.RTDの充填技術の基礎
 2.充填前の殺菌技術
 3.各種容器(びん・缶・紙・樽・ペットボトル)の特性と充填原理
 4.微生物事故防止対策

<講義概要>
 本講座は、飲料の製造部門、品質保証部門の部門長、将来リーダーを目指している方を主な対象としていますが、関連する技術者や容器/包材メーカー、充填機をはじめとする製造設備メーカーの方にもお勧めの講座です。飲料製造においては、最終ろ過工程、熱殺菌工程とその直後の充填&密封工程が最もクリティカルな工程です。飲料の中味や容器が異なれば、それぞれ異なる方法で製造されますが、自身の勤務する工場や製造ラインに限定して理解している場合も多いと思います。これは自分の専門性を高めるためには良いことですが、一方で自分の思考の停滞を生み出す可能性もあります。
 充填&密封技術や殺菌技術は日々、進歩しています。講義では、皆様自身の従事する製造技術とは異なる容器や最新の技術を紹介し、皆様の脳に新風を巻き起こしたいと思います。いわゆる比較学習に主眼を置くことで、現状のブラッシュアップが図れると同時に、新しい視点で考察ができるようになり、微生物レベルの改善や品質向上、コスト削減などのアイデア発掘につながります。また、皆様が日々の製造管理の中で多かれ少なかれヒヤリと思う場面、特に微生物関連のヒヤリに遭遇することもあると思いますが、そのような際にも、あわてずにレベルに応じて適切に対処するためのノウハウを紹介します。これらの習得が、安定した工程管理、飲料工場経営につながります。脳トレの一部として、講義中に2つの演習問題を受講者の方にも解いていただきます。講義は全般的につめ込み型ではなく、長時間の講義でも無理なく学習できるよう、動画による説明も加えていきます。また、記憶中心の学習方法では、得た知識の大部分が時間とともに消失しますので、タイムリーにWHY?と問いかけ、BECAUSEを喚起してもらうことで理解度を深めてゆきたいと思っています。


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