このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 セルロースナノファイバー(CNF)の基本技術と応用・実用化動向 [講習会詳細] | テックデザイン
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CNFのプロジェクトマネージャーを務める講師が、CNFの最先端の応用・実用化事例をピックアップし解説します。

セルロースナノファイバー(CNF)の基本技術と
応用・実用化動向

~ナノコンポジット開発・微細発泡事例・染色と材料着色法・実用化事例・自社製品への応用~

【日 程】

2019年8月22日 (木) 10:00~17:00

【会 場】

オームビル B1 ゼミルーム(東京 竹橋駅/神保町駅)

【受講料】

29,980円(税込/テキスト付)

講師: 地方独立行政法人 京都市産業技術研究所 研究フェロー 北川 和男

経歴: 1979年 京都市工業試験場入所。1998年工学博士取得。高分子系複合材料における機能性界面相の
          研究、セルロースナノファイバーの製造と高植物度ナノコンポジットの開発等に従事する。現在は京都
          工芸繊維大学大学院にて非常勤講師、ナノセルロースフォーラム幹事、部素材産業-CNF研究会プロ
          ジェクトマネージャーを務める。

Ⅰ. ナノセルロースについて
 1. セルロースナノファイバー(CNF)の基本特性とその原料及び製法
  ①セルロースナノファイバー(機械的解繊)
  ②TEMPO酸化又はリン酸酸化セルロースナノファイバー
   (化学処理/機械的解繊)
 2. セルロースナノクリスタル(CNC)の特徴とその製法
 3. バクテリアセルロースの特徴とその製法
 4. キチンナノファイバーの特徴とその製法及び原料
 5. CNFメーカー19社の特徴と提供サンプル等の紹介
  ①サンプル提供企業一覧表[2019/3/4改訂7版]による紹介
  ②CNF生産各社の製造拠点とその生産量並びに量産化計画

Ⅱ. ナノセルロース開発の世界的動向とISO国際標準化の動向

Ⅲ. CNF/熱可塑性樹脂ナノコンポジットの開発
 1. 粉末法による[親水性]CNFと[疎水性]熱可塑性樹脂の複合化
 2. CNFの化学変性によるナノコンポジットの高性能化
  ①化学変性の考え方
  ②変性CNFによる性能アップ(分散性・強度・耐熱性・寸法安定性等)
  ③変性パルプを用いたパルプ直接混錬法「京都プロセス」の開発
  ④ ASA変性とセルロースの耐熱性を向上するアセチル変性
  ⑤DS(変性反応の程度)による性能の違いと最適化
 3. CNF/樹脂混練技術のポイント
  ①CNF/樹脂混錬の考え方
  ②変性パルプを用いた「京都プロセス」における混練技術
  ③混練にあたってのポイント
  ④CNFの分散評価法
 4.CNFナノコンポジット用熱可塑性樹脂種の横展開とそれらの性能
   ・LDPE, HDPE, PP, PLA, PA11, PA12, POM, PA6, PBT,PC/ABS他
 5.材料メーカーにおける変性パルプ及びCNF/樹脂マスターバッチ (MB)のサンプル
    供給と商業生産開始
 6. 「京都プロセス」における変性パルプ及びCNF/樹脂MBの製造とサンプル提供
 7. 海洋プラスチック問題からみたCNF/生分解性樹脂ナノコンポジットの開発

Ⅳ. 変性CNF/熱可塑性樹脂の微細発泡成形
 1. 超臨界CO2バッチ発泡法によるCNF樹脂微細発泡基盤技術の開発
 2. 変性CNFナノコンポジットを用いた超臨界N2射出発泡成形
 3. 大型射出発泡成形品の試作
 4. ポリエチレン/化学バッチ発泡品の試作

Ⅴ. CNFの染色と材料着色法の開発
 1. CNFの染色
 2. 粉末法による材料着色成形品の試作
 3. 材料着色事例とサンプル見本
 4. カラーCNFの製造とサンプル提供

Ⅵ. CNF100%板材等の製造とその応用について
 1. CNF100%材の工業的生産とその特徴と応用展開

Ⅶ. CNF材料の社会実装化動向
 1. 経済産業省主導「ナノセルロースフォーラム」の活動について
 2. 地域におけるCNFに関する取組みの活発化
  ①近畿地域における「部素材産業―CNF研究会」の活動
 3. 「新素材―CNFナショナルプラットフォーム」の活動

Ⅷ. CNF材料を使いこなす/どのように自社製品へ応用するかのポイント
 1. 応用展開における3つの方向性と実際例について
 2. どのCNF材料から触るか・取り寄せるか?

Ⅸ. CNFを使った応用・実用化事例
<既実用化事例>
 1. ゲルインク・ボールペン
 2.消臭機能・大人用紙おむつ
 3. トイレクリーナー
 4. スピーカーコーン
 5. シューズキーパー
 6. 酒類のろ過助剤
 7. 食品保形材
 8. 食品の食感改良剤・増粘剤
 9. 紙力増強材等
 10. 粉体・繊維状物のバインダ
 11. 医薬・化粧品のゲル化剤
 12. ランニングシューズのミッドソール材
 13. コンクリート圧送先行剤
 14. 磁器鋳込み成形時の脱型歩留向上剤
<試作例>
 1. CNF/熱可塑性樹脂複合材
  ①プレジャーボートインパネ
  ②化粧品ケース
  ③電気・電子部材カバー
  ④リレー装置カバー
  ⑤照明器具カバー
  ⑥自動車エンジンカバー
  ⑦大型成形品・無電解メッキ品
  ⑧自動車ドアトリム
  ⑨自動車リクラカバー
  ⑩自動車トランクリッド
  ⑪自動車インテークマニホールド
  ⑫自動車デッキボード
  ⑬シューズキーパー
  ⑭ミニバスケット  
  ⑮ペンスタンド
  ⑯トラッシュビン
 2. CNF/ゴム複合材
  ①自動車タイヤ
  ②スポーツシューズ・アウターソール
  ③ウエットスーツ

<習得知識>
 ・ナノセルロース(CNF、 TEMPO又はリン酸酸化CNF、CNC、バクテリアセルロース)の
  特徴と国内生産・サンプル提供状況
 ・CNF/熱可塑性樹脂ナノコンポジットの技術開発状況とその実用化試作の最新動向
 ・CNFの応用実用化展開にあたっての3つの方向性と具体的サンプル打診先の例示並びに
   その試作実施例
 ・同上材料の混練技術、射出成形技術、射出発泡成形技術のポイント
 ・自社技術、自社製品にどのようにCNFを取り込んで行けば良いのか、その進め方

<講義概容>
 セルロースナノファイバー(CNF)の国内での製造・サンプル提供が本格的に開始され、一部では商業生産も始まりました。そしてCNFを用いた実用化・事業化製品も様々な分野から出始めました。約10数年来、特にCNF/熱可塑性樹脂複合化技術開発に京都大学生存圏研究所矢野研究室と共に実施して来た中で、現在は同複合材料の今後の本格的な実用化・社会実装に向けたスケールアップ製造の段階にあります。本セミナーでは、CNFの種類とその製造方法、現在サンプル提供されているCNF各社の生産状況及びその特徴、樹脂複合化の開発過程とパルプ直接混錬法「京都プロセス」、CNF/樹脂混錬技術のポイント、その成形品試作動向、さらに多岐にわたる実用化検討、商品例のご紹介、国内外における社会実装化に向けての動向、自社製品にどのようにCNFを取込んで行くかのポイント等についてお話しします。



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