このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 革新的な研究開発テーマを継続的に創出する仕組みの構築 [講習会詳細] | テックデザイン
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継続的に優れた研究開発テーマを創出することができていますか?従来型のテーマ創出・選定には限界があり、革新的テーマの継続的創出には組織としての体系的な仕組み作りが肝要です。多数企業の事例をあげて解説していきます。

革新的な研究開発テーマを継続的に創出する仕組みの構築

【日 程】

2019年5月30日(木) 13:00~17:00

【会 場】

RYUKA 知財ホール(東京 新宿駅)

【受講料】

34,980円(税込/テキスト付)

講師: ベクター・コンサルティング㈱  代表取締役社長 日本工業大学大学院 技術経営研究科(MOT) 教授 浪江 一公

経歴: 北海道大学工学部卒業。米国コーネル大学経営学大学院修了(MBA)。大手電機メーカー、アーサー・D・リトル、フュージョンアンドイノベーションなどを経て現職。著書に『プロフィット・ピラミッド超高収益を実現する14のシンプルな法則』(ダイヤモンド社)、訳書に『ステージゲート法 製造業のイノベーション・マネジメント』(英治出版)などがある。

Ⅰ.なぜ革新的テーマの創出が必要なのか?
 -21世紀の産業界の現実
 -日本企業が行く道
 -日本企業のテーマ創出上の問題点
 -研究開発テーマ創出の改革の2つの方向性
 (Whatへの経営資源シフトと体系的仕組みの構築)


Ⅱ.革新的アイデアを継続的に創出するメカニズム
 -大胆な枠組みの必要性
 -革新的テーマの3つの原料のスパーク
 -スパークための4つの要件
 -具体的事例(東レ)

Ⅲ.顧客価値の提供機会を見つける視点
 -顧客価値拡大モデル(VACES)
 ・Value:顧客の製品の提供価値向上
 ・Anxiety:顧客の懸念・面倒の払拭
 ・Cost:顧客の全体コストの低減(東洋電機の例)
 ・Empowerment:顧客社員の作業環境・能力の向上
 ・Society:顧客の社会的価値向上

Ⅳ.革新的テーマ創出に向けてのスパークの為の3つの原料
 1. 「市場の知識」の強化
 ・時間軸の一例:ライトハウスカスタマーの利用(島津製作所)
 ・分野軸の一例:顧客の製品ライフサイクル全体に目を向ける(日本テトラパック)
 ・深度軸の一例:研究者が市場との直接の接点を持つ(形式知と暗黙知、NEC/IBM
 2.「技術の知識」の強化
 ・自社技術/周辺技術の知識蓄積、拡大
 (発信・取込・活動・共有化『BIRDS』モデル)
 ・他技術の吸収(オープンイノベーションの副次効果、組織的なT型、Π型研究者の実現
 3.「自社の強み」の利用
 ・技術に関わる強み(コア技術)とそれ以外の強み(VRIO分析)
 ・コア技術は未来志向で設定する

Ⅴ.スパークを起こし革新的テーマを創出するための4つの要件
 1.革新的テーマ創出のための環境の用意
 ・「革新的テーマ」とはの明確化と共有
 ・スラックリソースの提供(3M、グーグル、東レ等)
 ・ポートフォリオマネジメントの導入
 ・筋の悪いテーマを冷静に切る
 ・定期的アイデア創出ノルマを課す
 ・アイデア発表会の開催
 ・研究者による社会との共感の実現
 2.多様性の追求
 -日本企業の現状:発想思考の弱さ(アラン・G・ロビンソン、サム・スターン)
 -多様性の3つの視点
 ・情報・アイデア源を多様化(Source)
 ・発想メンバーを多様化(Member)
 ・一人一人の発想を多様化(Perspective)
 -具体的事例(GE、シスコ、日立の例等)
 3.テーマ創出に向けて情報・知識を『圧縮』
 -テーマ創出に向けて情報・知識を『圧縮』するとは
 -テーマ創出に向けての9つのタスク
 ・発散と収束を繰り返す
 ・VACESの視点で視野を徹底して広くする
 ・効果的なブレーンストーミング法(連想を引き出す)
 ・自社の適合度より市場魅力度を重視する
 ・市場との対話でテーマが進化
 4.研究者・技術者の意欲による『着火』
 -『着火」の3つの要件 
 ・追い込む(ホンダ、3Mの例)
 ・失敗の許容・奨励(日東電工、米国海兵隊、ゼロ戦の成功の例)
 ・非金銭的報酬を与える(3Mの例) 

Ⅵ.最後に

<習得知識>
1.R&Dテーマを創出するための全体像   
2.全体像を構成要素の具体的進め方  
3.具体的な他社、他組織の事例

<講義概要>
 昨今の新興国企業の台頭は著しく、すでに日本企業を凌駕するほどの実力を持ち始めています。競争相手として、もはや国内や先進国企業だけではなく、新興国企業をも視野に入れることが必要となってきたのです。そのような厳しい環境の中では研究開発においても革新的なテーマを継続的に創出し、資源を集中して取り組むことが極めて重要になってきていますが、これらの実現のためには、多くの企業でこれまで行ってきたような、研究者個人に依存したテーマ選択や、小手先のアイデア発想法だけでは不十分です。
 今、革新的テーマを継続的に創出するために求められているのは、『体系的な大きな仕組みの構築』です。本講座ではこの【仕組み】をいかに構築していくのかということをテーマに議論を行います。ここで考える【仕組み】とは、基本的には人間の思考のプロセスを、組織として体系的に実現するものであり、既に先進的な企業においては、このような取り組みが始まり、成果を上げています。本講義では、実際の企業の具体的な事例をあげながら『体系的な大きな仕組みの構築』について講義を展開します。


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