このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 皮膚ガス分析の基礎と開発への応用 [講習会詳細] | テックデザイン
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ヒト皮膚の表面からは、身体状態や健康・病気などと深く関係する様々な種類の有機化合物や、良い香り、加齢臭、体臭、疲労臭、摂取した食品のにおいなどが放出されています。これらの皮膚ガスを製品開発に活かせるよう、分析の基礎から応用展開までを解説します。

皮膚ガス分析の基礎と開発への応用

においの有機化合物類、皮膚ガスの種類・捕集・測定方法、ヘルスケアやウエアラブル機器への応用

【日 程】

2019年2月22日(金) 13:00~17:00(講義:約4時間)

【会 場】

オームビル B1 ゼミルーム(東京 竹橋駅/神保町駅)

【受講料】

29,980円(税込/テキスト付)

講師: (有)ピコデバイス 代表取締役 工学博士 津田 孝雄

(元・名古屋工業大学 教授)

経歴: (有)ピコデバイスは、名古屋工業大学ベンチャーとして設立、同大学インキュベーターで2年間、次いで学外に移る。皮膚ガスの発見、汗の成分測定は、大学在職時に始め、ピコデバイスで商品化及び共同研究を実施。呼気ガス、ヒト皮膚ガス、汗、室内空気、車内空気、建築資材などからの放出ガス等の成分測定・分析や、発汗量・汗腺活動など人の生理活動の可視化、コンサルティングも行っている。

1.匂う・臭う有機化合物類の事例
 ・部屋のにおい
 ・人のにおい
 ・野菜のにおい
 ・環境のにおい など

2.微量ガスの採集方法・測定方法
 ① 採取器具
 ② サンプリングに適した部位・環境など
 ③ 測定方法の原理・特徴
 ④ 極微量ガスの低温濃縮法の特徴

3.ヒト皮膚ガスの発見

4.ヒト皮膚ガスはどこから
 ① 皮膚ガスの発生
 ② 皮膚ガス発生メカニズム
 ③ 皮膚ガスから得られる情報
 ④ 皮膚の活動(発汗活動の同時観察)

5.ヒト皮膚ガスの構成成分とその意味
 ① ノネナール
 ② ノナナール
 ③ ジアセチル
 ④ 2-ブタノン
 ⑤ 人の匂いの構成
 ⑥ アンモニア
 ⑦ 一酸化窒素
 ⑧ 成分データの見方

6.皮膚ガスのヘルスケアや食品分野への応用可能性
 ① 健康状態と皮膚ガス・呼気ガスとの関連
 ② 皮膚ガスの特徴
 ③ 皮膚ガスのにおい評価(良い香り、悪臭・加齢臭)
 ④ ダイエットの効果測定
 ⑤ アルコール測定
 ⑥ 運動と皮膚ガス
 ⑦ ヒト体表面から出ている皮膚ガスの絶対量の推定
 ⑧ 皮膚ガスを用いた非侵襲血糖値モニターの現状
 ⑨ 皮膚ガスによるパーキンソン病疾病程度の推定:統計処理に用いる基礎データの重要性
 ➉ ヘルスケア現場への皮膚ガス導入プラニング

7.ウエアラブル機器への展開
 ① 簡易検出・小型化   
 ② 応用例
 ③ ウエアラブル化に向けた課題

■■こんな方にお勧めです■■
 食品や化粧品、日用品、自動車、ヘルスケア等のメーカーの研究開発担当者・新規事業企画担当者、センサ・ウェアラブル機器の応用先をお考えの方など。

<習得知識>
 ・微量ガスのサンプリングおよび測定方法
 ・環境ガスや皮膚ガス及びその測定・分析の基礎知識
 ・皮膚ガスのセンサ・モニター技術の現状
 ・微量ガス測定の応用展開
 ・ウエアラブル機器の動向

<講義概要>
 においは生活の場であらゆる時に遭遇します。食品の香り、野菜の香り、部屋の中、通勤の車や電車の人々の中、職場のにおい、肌のにおい、シャツのにおい、服のにおい等、においは生活の中にあります。肌のにおい、服のにおい等の個人のにおいは気になるものです。自己のにおいは周囲の人へ流れて行きます。化粧品はたくさんの香りを放ち、意外に遠くまで届きます。野菜はたくさんの香りを持っており、食事をすると体から食事由来の香りを放ちます。皮膚ガスは皮膚のフィルターを通じて得られるので、きれいで、体の変化を緩やかに全身的に反映するという特徴を持ちます。
 また、皮膚ガスは、皮膚組織近傍の特定領域の情報を得ることも可能です。加えて、皮膚ガスは自律神経支配であり、被験者の作為・工夫により大きく変化させることのできない特徴を持っていることから、24時間測定などの長期測定に向いています。微量ガスや皮膚ガスの測定には、分離能の高いクロマトグラフフィーを用いるのが一般的ですが、迅速測定を目的としてセンサーを用いることもあります。この時は、選択性・感度・安定性が重要になります。身体状態の把握に優れたウエアラブル機器を実現するためには、超小型センサーや主要な小型デバイスの採用が必要で、これにより、健康把握の進歩がなされるでしょう。
 本講習会では、これまでの豊富な測定事例を紹介しながら、具体的ににおいと検知される有機化合物について説明します。さらに、皮膚ガスと健康状態や疾病との関連、採集器具、測定装置、簡易検出、ウエアラブルへの取り組み等について説明します。この技術は、食品や化粧品、ヘルスケア、健康産業、環境測定への応用など、幅広い分野の展開に役立ちますので、この機会に是非ご参加ください。


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