このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 眠りの科学・最新研究と睡眠関連ビジネスへの応用 [講習会詳細] | テックデザイン
FAXでのお申し込みはこちらから

現代日本では3割にも及ぶ人々が睡眠に問題を抱えており、心地よい睡眠を助ける製品には潜在的に大きな需要が存在します。本講座では睡眠の機能や効果、メカニズム・評価方法について、睡眠科学の第一人者が製品開発事例を交えて解説します。

眠りの科学・最新研究と睡眠関連ビジネスへの応用

=睡眠の定量評価/睡眠の効果/睡眠障害/睡眠物質/睡眠サプリメント/睡眠科学の産業応用=

【日 程】

2019年2月13日(水) 13:00~17:00

【会 場】

リファレンス西新宿 会議室(東京 新宿駅/西新宿駅)

【受講料】

29,980円(税込/テキスト付)

【備 考】

前日の夜は、興奮せずに充分に眠ること。

持参物は特になし。

講師: 東京大学 医学部附属病院 特任研究員 裏出 良博先生

経歴: 1983年 京都大学大学院医学研究科を修了(医学博士)、新技術開発事業団(現・科学技術振興機構)早石生物情報伝達ERATOプロジェクト 研究員に就任。1987年 (公財)大阪バイオサイエンス研究所 酵素代謝部門 研究員、1988年 米国ロッシュ分子生物学研究所客員教授、1990年 日本チバガイギー株式会社 国際科学研究所 主任研究員、1993年(公財)大阪バイオサイエンス研究所 分子行動生物学部門 副部長、1998年に同上研究部長を歴任。2013年 筑波大学 WPI国際統合睡眠医科学研究機構 教授に就任。

 2018年より東京大学 医学部附属病院 特任研究員、北里大学 薬学部 客員教授を務める傍ら、アジア睡眠医学会 事務局長、日本生化学会 評議員、睡眠機能性研究所株式会社 研究所長としても活動している。

 2014年 中国睡眠学会・特別功労賞を受賞、2017年 スウェーデン王立アカデミーにて日本人科学者として招聘講演を行う。

 睡眠物質であり炎症物質としても働くプロスタグランジンD2に関する研究をライフワークとして続けている。日経新聞への連載「不眠社会の眠り考」(2003年11月-2004年2月)、テレビ番組TBS「夢の扉」(2015年12月)、NHK・Eテレ「美と若さの新常識」(2017年7月)、その他、多数の市民向け講演会などを通して、睡眠の重要性を積極的に一般国民に伝えている。

1.睡眠の計り方(睡眠の客観的判定法と定量法)
 ①ヒトの脳波:無意識の睡眠と夢を検出する方法
 ②ノンレム睡眠とレム睡眠:無意識の睡眠と夢見る睡眠
 ③ヒトの睡眠経過:あなたはこのように眠っています。

2.睡眠の重要性(無駄な時間ではありません)
 ①記憶・学習への効果:効率的な学習法と睡眠法
 ②夢の謎と意義:ジュベー教授の実験
 ③睡眠と成長ホルモン:寝る子は育つ
 ④睡眠と認知症:眠らないとボケる?

3.睡眠障害
 ①不眠症:現代病ではありません。
 ②過眠症「睡眠時無呼吸症候群」:鼾(いびき)にご注意
 ③過眠病「ナルコレプシー」:笑いに伴う脱力発作

4.睡眠物質について
 ①睡眠の液性調節:石森・ピエロンの実験
 ②内因性睡眠物質の発見:早石の実験
 ③睡眠物質の作用機構:マウスがあくびをする実験装置
 ④カフェインの覚醒作用機構:マウスも眠れなくなります
 ⑤新たな睡眠中枢:興奮すると眠くなくなる訳

5.睡眠研究の応用
 ①日本人の睡眠事情
 ②睡眠薬の睡眠:自然な眠りとの違い
 ③睡眠誘発素材の探索と商品化:実例を紹介します
 ④携帯型脳波計の開発と実証試験:宇宙飛行士から睡眠コンサート

6.質疑・応答

<本講座での習得事項>
1.睡眠の重要性に関する理解が増える。
2.うまく眠るコツがわかる。
3.眠れない不安が消える。
4.将来の睡眠ビジネスが見える。

<講師のことば>
 日本は世界で最も睡眠時間の少ない国の一つであり、日常の睡眠に問題を抱える人口が30%近くになっています。その原因には通勤時間の長さや職場のストレスに加え、高齢者人口の増加などの要因が考えられます。不眠や睡眠不足が原因の経済的損失額は2006年時点で年額3兆5千億円と試算されています。
 睡眠不足は食欲を亢進して糖分や塩分の嗜好性を高め、肥満や高血圧のリスクを上げます。さらに、アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβペプチドが睡眠中に脳から排出されることが2013年に証明され、睡眠不足は認知症リスクを上げることも明らかになりました。不眠を睡眠導入薬だけで対処することは不可能です。これらの医薬品は依存性や副作用の問題を抱え、犯罪への悪用も問題となります。睡眠問題に対処するには睡眠を知ることが何より大切です。
 一方、日本は睡眠の基礎研究で世界をリードしてきました。1909年、名古屋大の石森國臣教授が断眠犬の脳に睡眠物質が溜まる事を世界で最初に発見し、1982年、京都大の早石修教授が最も強力な内因性睡眠物質であるプロスタグランジンD2を見つけました。私はこの睡眠物質の研究をライフワークとし、2005年にカフェインの覚醒作用の分子機構を解明しました。
 講義では睡眠の意義、研究史、睡眠サプリメントの開発までを判りやすく紹介します。眠りの講義ですが眠くはなりません。


  • 講習会一覧(日付順)
  • 受講のしおり
  • 会場案内
  • お問い合わせ
  • よくある質問


  • facebook
       
ページTOPへ