このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 機械設計における金属疲労の基礎と疲労強度の考え方 [講習会詳細] | テックデザイン
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企業や大学で長年にわたり疲労強度の研究に従事してきた講師が、その膨大な研究データの中から、機械設計の実務に直結する内容を厳選し、学術的な側面は極力省き解説します。

機械設計における金属疲労の基礎と疲労強度の考え方

~疲労の基礎、影響因子、耐久限度、寿命推定、破面、事例紹介~

【日 程】

2017年6月22日(木) 10:00~17:00

【会 場】

エル・おおさか 会議室(大阪市 中央区)

【受講料】

29,980円(税込/テキスト付)

講師: 龍谷大学 名誉教授 REC顧問 工学博士 堀川 武先生

経歴: 川崎重工業(株)技術研究所強度研究室課長を経て現職。日本機械学会、日本材料学会。著書に『機械の疲労寿命設計』(共著・養賢堂)、『機械材料学』(共著・日本材料学会)、『技術資料 機械・構造物の破損事例と解析技術』(共著・日本機械学会)等がある。

Ⅰ.金属疲労の基礎

 1.金属材料の変形と破壊

 2.疲労き裂発生と進展

 3.S-N線図と疲労限度

 

Ⅱ.耐久限度設計・影響因子の評価

 1.許容応力の求め方 (日本機会学会の推奨式)

 2.機械的性質と疲労限度

 3.切欠きの影響

 4.寸法効果の影響

 5.表面粗さの影響

 6.平均応力の評価

 7.演習(各種影響因子の評価)

 

Ⅲ.実働荷重下の疲労と寿命推定

 1.応力頻度読み取り法

 2.線形累積損傷則

 3.実働荷重下の疲労挙動

 4.マイナー則と修正マイナー則

 5.演習(マイナー則と修正マイナー則の比較)

 6.疲労寿命推定法

 

Ⅳ.疲労き裂進展

 1.応力拡大係数範囲と疲労き裂進展特性

 2.疲労き裂進展寿命推定法

 3.疲労き裂進展寿命推定例(演習)

 4.き裂進展下限界と欠陥評価

 5.内部欠陥からのき裂進展

 

Ⅴ.疲労破面の特徴とき裂発生起点の探し方

 1.マクロ観察 

  ① 疲労破面と脆性破面

  ② ビーチマーク、ラチェットマーク

  ③ 疲労き裂の発生起点

  ④ 表面起点型と内部起点型き裂発生

  ⑤ フィッシュアイ中心部の介在物

 2.ミクロ観察

  ① 延性破面の特徴(ディプル)

  ② 延性破面(マクロ破面と、ミクロ破面の比較)

  ③ 疲労破面の特徴(ストラエーション)

 3.疲労破面の特徴と起点の探し方

 

Ⅵ.実機部材の疲労強度評価と破損事例紹介

 1.疲労強度評価法 

  ① ネジ接ぎ手

  ② 歯車

  ③ 鉄道車両台車枠(溶接接ぎ手)

  ④ 大型ねじり軸(駆動軸)

 2.疲労破損事例紹介

  ① 舶用クランク軸        

  ② 舶用ピストンクラウンと寿命評価(計算例付き)

概要:
 金属材料の疲労破壊の問題は、古くは産業革命の時代、鉄道車軸の破損に始まると言われています。爾来、今日まで多くの研究成果が報告され、疲労強度設計にも応用されています。しかし疲労強度に影響する因子が多く、設計技術者はその取り扱いに困惑する事が多いことも事実であります。長年の疲労強度研究と設計の経験を踏まえて、上記課題に役立つことを主眼に、疲労強度に関する学究的な内容は極力省き、設計に直結する内容を厳選して取りまとめています。

習得知識:
・疲労強度に関する基礎知識とその応用方法 
・疲労強度影響因子の評価法と耐久限度設計
・疲労寿命計算
・実例を通して疲労強度の考え方
・破損部品の破面の見方(主として疲労破面)

予備知識:
・材料力学の基礎、応力とひずみの種類等の定義と意味するところ
・実務で設計を担当している技術者   
※これ以外に特別な予備知識は必要としません。

講師の言葉:
 私が企業において経験した疲労損傷、機械・構造物の疲労強度研究やトラブルシューティングの実体験を生かして、上記の内容を体系的に、図表の多用と例題や実例を紹介して平易に説明することを心がける。また、質疑応答を通じて講習内容の理解を深めていただけるようにと考えている。

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