このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 機能性食品開発の勘所と実用化・製品化のポイント [講習会詳細] | テックデザイン
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企業経験の豊富な講師が、開発競争の激しい機能性食品開発にあたってのエビデンス取得の考え方や着眼点、他社との差別化手法について、シーズ起点、ニーズ起点の研究開発の進め方や、今後の展望を含め豊富な事例を基に解説します。

機能性食品開発の勘所と実用化・製品化のポイント

事例① 酵素・生理活性物質の利用 / 事例② 高齢社会に適した開発 / 事例③ 特産品の活用

【日 程】

2017年6月23日(金) 10:00~17:00

【会 場】

都内都心部で調整しております。

【受講料】

29,980円(税込/テキスト付)


講師: 近畿大学 農学部 食品栄養学科 栄養機能学 教授 米谷 俊先生

経歴: 1980年 京都大学大学院農学研究科修士課程修了(食品工学専攻)、同年江崎グリコ株式会社入社(研究所配属)1994年 農学博士(京大)、2000年からは江崎グリコ株式会社の中央研究所所長、健康科学研究所所長、研究本部技術参与を歴任。2011年 近畿大学農学部食品栄養学科 教授(現在に至る)。専門は「酵素による新規機能性素材の研究開発」「機能性食品の研究開発」。日本農芸化学会 学会活動強化委員会委員、日本食品科学工学会 理事、日本栄養・食糧学会近畿支部 参与。

Ⅰ.はじめに
 1.機能性食品の歴史・・・日本が世界に先駆けて提唱した食品の体調調節機能

Ⅱ.酵素を用いた機能性食品の研究開発(独自技術の活用/酵素とその反応によって生成した新規活性物質)
概要:独自の酵素を駆使することで、ユニークな生理活性物質を作成し、利用することで他社にはない機能性食品を創製することができます。初期齲蝕(虫歯)を修復するリン酸化オリゴ糖カルシウム、持久力を増強できるクラスターデキストリン、血流改善素材であるα-グルコシルへスぺリジンを例に、独自素材の研究開発について概説します。
 1.アミラーゼ類の3つの糖転移反応について
 2.水への糖転移反応(加水分解)の利用

        ・・・初期齲蝕(虫歯)を抑制するリン酸化オリゴ糖Ca
 3.分子内糖転移反応の利用

        ・・・持久力を増強する糖質(クラスターデキストリン)
 4.分子間糖転移反応の利用

        ・・・血流改善効果を有するα-グルコシルへスぺリジン

Ⅲ.超高齢社会に向けた機能性食品の研究開発(ニーズに合わせたシーズの活用)
概要:超高齢社会では、適切な栄養摂取がフレイルティやサルコペニアを予防し、要介護のリスクを減らします。そのためには、口腔ケア(歯の保持、味覚感受性の維持など)や摂取しやすい高齢者向け食品が必要です。それらの研究開発に加えて、糖尿病など生活習慣病を発症者向け食品の開発や、ストレス緩和が可能な食品の研究開発についても説明をします。
 1.口腔ケア・・・フレイルティ予防に重要な栄養摂取とその為の口腔ケア
 2.高齢者向け食品の開発・・・食べやすさが栄養と楽しみをもたらす
 3.病者用食品の開発

       ・・・栄養制限のある病者にも食の楽しみは必要/特保を取得したせんべいの例
 4.ストレスを緩和できる食品(+睡眠を促進する食品)の開発
       ・・・複雑な現代にはストレス緩和や睡眠が必要;GABAなどの利用

Ⅳ.地域の発展に向けた機能性食品の研究開発
概要:長年にわたる地域の特産品は、エビデンスの蓄積に時間を要する機能性食品の研究開発の材料として好適です。また、特産品であるため、その地域の生産者、製造者(加工業者)、流通業者、消費者、さらには、行政も含めた全地域からの協力が得られるというメリットがあります。近畿大学農学部が所在する奈良県の特産品の柿を例にした機能性食品の研究開発について概説致します。
 1.地域活性化のための独自産物の活用について

       ・・・奈良県の特産物、柿(ポリフェノール)の利用

Ⅴ.まとめ(これからの機能性食品を展望します)

【講師の言葉】
 1980年初めまで食の機能性は、「栄養機能」「嗜好機能」の2つの概念で考えられていましたが、京都大学農学部から提唱された「体調調節機能」は、日本が世界に先駆けて提唱した重要な概念で、それ以来機能性食品の研究開発では、日本が世界をリードしています。その研究成果は1991年に特定保健用食品の制度として制定され、多くの企業に実用化され、2015年には6400億円の大きな市場を作っています。2015年には機能性表示食品の制度も始まり、機能性食品の研究開発は、さらに活発となっています。
 本講習会では上記の潮流を踏まえ、様々な機能性素材を探索・創製し、上市してきた経験をベースに、商品化を見据えた機能性研究開発(シーズ型/ニーズ型)の進め方(エビデンスの取得)を解説していきます。

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