このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 化粧品原料の相性と組み合わせ  [講習会詳細] | テックデザイン
FAXでのお申し込みはこちらから

処方設計において考慮が必要な原料・容器・ヒトとの相性と、主要な3つの原料の基礎知識を、処方例を交えて解説します。

化粧品原料の相性と組み合わせ

~多糖類、乳化剤、油性原料の基礎と応用~

【日 程】

2017年5月17日(水)10:30~17:00

【会 場】

リファレンス西新宿(新宿駅

【受講料】

29,980円(税込/テキスト付)

■第Ⅰ部: 化粧品処方設計における化粧品原料の相性の基礎知識(2.0h)

講師: 東京農業大学 客員教授 工学博士 島田 邦男

経歴: 大手化学メーカに勤務。長年、化粧品原料の研究・開発等の業務に従事。日本油化学会エディター賞受賞。経済産業省 特許技術動向調査委員、日本化粧品技術者会 常議員、日本油化学会 関東支部副支部長などを歴任。

1.2つの原料の相性の基礎知識
 1)防腐剤と非イオン活性剤
 2)高級アルコールと活性剤
 3)金属封鎖剤と防腐剤
 4)高分子エステルと油剤
 5)リン脂質とコレステロール

2.容器と製造からみた相性の基礎知識
 1)包材とそのバルク  
 2)化粧品原料と撹拌

3.化粧品原料とヒト肌における使用感の基礎知識
 1)油脂と皮膚
 2)コンディショナーとその使用感 

http://admin.tech-d.jp/images/noimage.png

 化粧品素材の混合系には、相性の悪いものも存在し、化粧品の安定性に大きく影響します。基礎的な原料そのものについては熟知していても、化粧品処方系は合成とは異なり、多種多様な化合物がそのまま共存しているため、不確実な現象が起こり得ます。本講演では、安定性を高めるための手段として、化粧品原料の相性に着目し、①基本的原料の組合せ、②原料と製造方法や容器との組合せ、③原料を使うことによるヒト肌の使用感的違いの3点を解説します。処方設計者の知恵と工夫によってできる新しいモノ作りの一助となれば幸いです。

■第Ⅱ部: 化粧品における天然多糖類を用いた増粘

                およびゲル化の基本と処方例(1.0h)

講師: DSP五協フード&ケミカル株式会社 営業本部 企画推進部

                              課長 播本 義彦氏

1.多糖類概要
  ・・・多糖類の種類や起源、構造・構成など、多糖類の基本的な性質

2.多糖類の主な3つの効果(増粘・ゲル化・安定化)
  ・・・多糖類の種類の違いによる増粘・ゲル化の違いやメカニズムなど

3.化粧品に使われる多糖類と化粧品処方への応用
  ・・・当社が化粧品用として販売している多糖類の紹介と、それを用いた処方例

http://admin.tech-d.jp/images/noimage.png

 DSP五協フード&ケミカルは50年以上にわたり多糖類の製造販売を行ってきました。元々は食品素材としての開発を行ってきましたが、「天然」や「ナチュラル」などが望まれる化粧品業界に対しても製品開発を行い、今では化粧品専用グレードも数多く取り揃えるようになりました。今回、前半部分は多糖類全般的な話題から、タマリンドガム、キサンタンガム、ジェランガム、カラギーナンなど多糖類の種類の違いによる様々な物性の違いをご紹介します。

■第Ⅲ部: 「化粧品原料における乳化剤」-基本と乳化・可溶化への応用(処方例)(1.0h)

講師: 太陽化学株式会社 カスタマーサービスセンター 第3グループ 小山 匡子

経歴: 味の素㈱にて化粧品原料開発・商品開発に従事。2010年より㈱ナノエッグ化粧品事業本部。2013年より現職。2007年 博士号取得。日本化学会コロイドおよび界面化学部会技術奨励賞受賞。日本化粧品技術者会 東京支部常議員

1.はじめに
 1)乳化剤、界面活性剤とは
 2)各種乳化剤の種類と特徴

2.乳化・可溶化の基礎
 1)可溶化の種類と特徴
 2)乳化の種類と特徴

3.乳化剤を上手く使おう①: 可溶化の理論を処方に応用するテクニック
 ・液晶相の利用方法 
 ・ミセル領域の利用方法
 ・両連続相の利用方法

4.乳化剤を上手く使おう②: 乳化の理論を処方に応用するテクニック
 ・エマルション滴の大きさを制御する
 ・エマルションの安定性を確保する
 ・転相乳化法の実際
 ・D相乳化法の実際
 ・液晶乳化法の実際

5.各種処方事例:

  各種スキンケア処方を、配合比率と調製方法とともに時間の限り説明します
 ・液晶型クレンジングオイル
 ・両連続相型クレンジングオイル
 ・可溶化型化粧水
 ・乳液 

http://admin.tech-d.jp/images/noimage.png

 乳化剤は化粧品をつくるうえで欠かせない原料です。一方、昨今では乳化剤を減らしたいというニーズもあります。そもそも乳化剤とは何でしょうか?
 本講演では、化粧品の処方設計において、安定性、使用感を含め総合的に作り上げるために必要な乳化剤を使いこなすコツを解説します。具体的には、乳化剤の基礎知識から、乳化・可溶化・分散の理論を応用するテクニックを紹介します。特に植物由来のノニオン界面活性剤として着目されている、ポリグリセリン脂肪酸エステルを用いた実例としてクレンジング料、化粧水、乳液、クリームの処方を界面化学的理論と関連づけて解説します。

■第Ⅳ部: 化粧品における油性原料の基礎、

                                          摩擦係数、粘弾性による感触評価(1.0h)

講師: 高級アルコール工業株式会社 代表取締役社長 川合 清隆

経歴:1978年 山形大学工学部応用化学科卒業、1981年 東京工業大学高分子工学科修士課程修了。同年、高級アルコール工業(株)入社、研究開発業務に従事する。研究開発部長、専務取締役、代表取締役専務を経て2005年に代表取締役社長に就任。所属学会:化粧品技術者会主研究 :化粧品用の油剤のうち、エステル油、オリゴマー型エステル油の合成と応用について

1.化粧品用油性原料(油剤)の基礎
 1)化粧品用油性原料の種類:【石油由来,天然由来
 2)油脂の分析と活用方法:【化学分析】
 3) エステル類の種類:【エステル類の構造別】

2.化粧品用油性原料の感触特性
 1)感触測定の方法
  ・摩擦感測定(MIU:平均摩擦係数,MMD:摩擦係数の変動)
  ・人工皮膚と毛髪の摩擦感測定
 2)粘弾性測定を利用した高粘性油性基剤の特性評価と官能評価への応用

3.化粧品処方の感触特性
粘弾性測定を利用したリップグロスの感触特性と官能評価

http://admin.tech-d.jp/images/noimage.png

 化粧品用油性原料(油剤)は3000種類以上もあると言われています。油性原料は、化粧品の構成成分への占める割合が大きく化粧品開発において欠くことのできない原料であり、多種多様な機能・特性を有した油剤が開発、利用されています。
 このうち、天然由来の油脂と脂肪酸とアルコールから合成されるエステルは、大切な素材です。本講座では油剤のうちエステルを理解するために、基本事項(分類、分析、特徴・性能)と応用事項(感触評価、処方へのヒント)までを解説していきます。具体的には、エステル類の特徴、化粧品処方に関連した感触特性を紹介します。数多いエステル類の応用に必要となる感触特性を差別化する目的として、摩擦感測定、粘弾性測定による評価と実際の官能特性との関係を紹介します。さらには、油剤を化粧品処方に応用した時の感触の違いについて、粘弾性測定を応用して評価する方法を説明すると共に、感触を官能評価と比較した例も紹介します。

  • 講習会一覧(日付順) 受講のしおり 会場案内 お問い合わせ よくある質問
    INDEX
       



      
ページTOPへ