このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 シランカップリング剤の基礎と応用 [講習会詳細] | テックデザイン
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シランカップリング剤の使い方について最低限の理論から実践的なノウハウ・コツまで分かりやすく解説し、さらに有機‐無機ハイブリッド材料の材料設計、調製法、構造解析、物性評価なども詳しく取り上げます。

実務で必要なすべてがわかる効果的活用ノウハウ講座

シランカップリング剤の基礎と応用

~種類と機能,選択基準・使い方,作用機構,処理効果,分析・解析法,複合化~

【日 程】

2017年11月15日(水) 10:30~16:30

【会 場】

都内都心部で調整しております。

【受講料】

29,980円(税込/テキスト付)

講師: 神奈川大学 工学研究所 客員研究員/岩手大学 理工学部 客員教授 山田 保治先生

経歴: 1973年 京都大学大学院工学研究科石油化学専攻修了。同年住友化学工業㈱に入社し、中央研究所所属となる。1982年より新日鐵化学㈱にて技術研究所所属。2000年以降、名古屋工業大学教授、京都工芸繊維大学教授、神奈川大学客員教授、岩手大学客員教授などを務める。2015年 高分子学会フェローアカデミア。専門は、高分子合成、機能性高分子材料、複合材料(ナノハイブリッド材料)、ポリイミド、気体分離膜。高分子学会、繊維学会、日本ゾルーゲル学会、日本膜学会などに所属。

Ⅰ. シランカップリング剤の概要
 1. シランカップリング剤とは
 2. シランカップリング剤の種類と化学構造
 3. シランカップリング剤の機能
 4. その他のカップリング剤(チタネート系カップリング剤)
 5. シランカップリング剤の効果的な使用量と使用方法

Ⅱ. シランカップリング剤の反応と作用機構 
 1. シランカップリング剤の反応
 2. ゾル-ゲル法の基礎と応用
  a. ゾル-ゲル法の特徴
  b. ゾル-ゲル反応の支配因子
  c. ゾル-ゲル法の応用
 3. 加水分解反応と縮合反応
 4. 加水分解および縮合反応機構
 5. シランカップリング剤の反応性(反応速度)  
 6. 加水分解反応と縮合反応に及ぼすpHの影響
 7. 無機材料への作用機構
 8. 有機材料への作用機構

Ⅲ. シランカップリング剤の選択基準、使い方と処理効果
 1. シランカップリング剤の選択基準
 2. シランカップリング剤の使い方-効果的な使い方は?
 3. シランカップリング剤の処理効果

Ⅳ. 界面・分散性の制御
 1. シリカの種類と構造
 2. シリカの表面構造と反応性
 3. ナノ粒子の合成法と粒径制御
 4. なぜ界面の制御が必要か?
 5. 表面修飾・改質技術
 6. 溶解度パラメーター(SP値)
 7. フィラーの界面・分散制御

Ⅴ. 表面キャラクタリゼーション -シランカップリング剤の反応状態、表面状態の分析法-
 1. シランカップリング剤の反応解析、被覆率解析方法
 2. 表面状態の解析・評価方法
  a. 構造分析(FT-IR、NMRなど)
  b. 熱分析(DSC,TG-DTAなど)
  c. 表面分析(XPS、原子間力顕微鏡(AFM))

Ⅵ. シランカップリング剤の応用
 1. 樹脂、エラストマーの架橋
 2. 複合材料(有機-無機ハイブリッド)への応用
  a. 有機-無機ハイブリッドの材料設計
  b. 有機-無機ハイブリッド材料の調製法
   溶液混合法/溶融混練法、層間挿入法(層剥離法)、ゾルーゲル法、

   超微粒子分散法(In-situ重合法)、表面修飾粒子法(コアシェル構造型ハイブリッド材料)
  c. 種々な有機-無機ハイブリッド材料の調製と特性
   ・汎用(熱可塑性)樹脂(PMMA、PC、PSなど)
   ・耐熱性・熱硬化性樹脂(PI、エポキシ樹脂など)
  d. 有機-無機ハイブリッド材料の構造・特性解析
   ・構造分析:FT-IR、29SiNMR、XPS、
   ・特性分析:熱分析(TG-TDA、DSC)、力学測定(引張試験)、DMA(動的粘弾性)、

    透明性(VIS-UV)、表面硬度 
   ・形態(モルホロジー)観察:SEM、TEM、AFM  
 3. 塗料・コーティング剤への応用
 4. 気体分離膜への応用
 5. 高機能材料への応用

Ⅶ.参考図書

Ⅷ.その他、質疑応答

<講義概要>
 シランカップリング剤は有機材料と無機材料間に新たな界面層を形成させ、両成分の相溶性や接着性を高めたり、無機材料の分散性を向上させる効果があることから、接着・密着性の改良や表面改質に多種多様な分野で幅広く使用されてきました。また近年、新規機能材料として盛んに研究されている有機-無機複合(ナノハイブリッド)材料の開発において、シランカップリング剤は複合化に重要な役割を果たしています。
 本講義では、シランカップリング剤の種類、機能、作用機構、効果的な使用法、処理効果、表面分析・解析法など、シランカップリング剤を使用する際の基礎的事項を具体的かつ分かりやすく説明します。後半では、シランカップリング剤の応用、特に、有機‐無機ハイブリッド材料の基本事項(材料設計、調製法、構造解析、物性評価など)から実践的事項まで詳しく解説します。金属・無機材料の表面処理、密着・接着性改良や新規な有機‐無機ハイブリッド材料の開発を行っている研究者・技術者にとっては、実務で役立つ有意義な情報が詰まった講座となっております。

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