このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 においの心理・生理と相互作用 [講習会詳細] | テックデザイン
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嗅覚心理学の基礎から、においの快不快の形成過程や個人間での捉え方の差異、他感覚とのクロスモダリティ、においに関する最近の認知心理学的・神経心理学的知見まで、豊富な事例を交え、紹介します。

においの心理・生理と相互作用

~嗅覚心理学の基礎、においの快不快、他感覚との相互作用、最近のトピックス~

【日 程】

2017年7月20日(木) 13:00~17:00

【会 場】

都内都心部で調整しております。しばらくお待ちください。

【受講料】

29,980円(税込/テキスト付)

講師: 筑波大学 人間系心理学域 教授 博士(心理学) 綾部 早穂先生

経歴: 高砂香料(株)総合研究所勤務、筑波大学心理学系助手、Philip Morris USA Inc., Sensory Research Institute主席研究員を経て、2007年より筑波大学。専門は、感覚知覚心理学、嗅覚心理学。『においの心理学』(フレグランスジャーナル社)、『スタンダード 感覚知覚心理学』(サイエンス社)編者。

1.嗅覚心理学の基礎
 ① においを感じるときに、私たちの鼻や頭の中では何が生じているのか? (嗅覚受容)
 ② においはすぐに感じなくなるのはなぜか?(嗅覚順応)
 ③ 強く感じるにおいは物理的に濃いにおいなのか?(強度)
 ④ においに対する快不快は生得的なのか経験に依存するものなのか?(においの快不快・文化差)
 ⑤ においはいつも同じように感じているものなのか?(嗅覚受容・知覚・質の類似度)
 ⑥ 何度も接するにおいは好きになるのか?(においの単純接触効果)
 ⑦ 懐かしいにおいはなぜ懐かしいのか? 懐かしいにおいがもたらすことは?(においの記憶)
 ⑧ においで何かを突然思い出すことがあるのか?(プルースト効果)
                  
2.においの心理学の応用編
 ① 「食品のにおいが味に及ぼす影響」に影響する個人の味覚感度
 ② においの質的な「温かさ」が人物評価に及ぼす影響
 ③ においのする空間は広く感じるのか
 ④ においに関するコミュニケーションで人間関係を読む
 ⑤ 形がにおいの印象に及ぼす影響
 ⑥ においがタオルの手触りに及ぼす影響、
 ⑦ コップの手触りが飲料の味に及ぼす影響 

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<習得知識>
 1.嗅覚心理学の基礎  

 2.においの快不快

 3.嗅覚と他感覚との相互作用

 4.においの心理学の応用事例

<講義概要>
 ワインを楽しむ時、鼻腔内には数百種類のにおい物質が取り込まれます。これらの物質が400種類近い嗅覚受容体でとらえられ、嗅神経系が活性化され、その情報が嗅球から大脳皮質へ送られることで、「ワインの香り」を自覚することができます。神経系における多様な電気情報から、「フルーティで、やや樹脂っぽい香り」を感じることができるメカニズムは未だ明らかではありません。何の文脈もなく目隠しの状態でワインを嗅がされた場合には、自分が感じている何かのにおいに対して、不鮮明で様々に移ろう印象を抱くことが多いです。しかし、一旦、自分が嗅いでいる対象が赤ワインであると判明すると、揺らいでいたにおいへの印象が固定化し、「果物のような甘い香り」を鮮明に感じとるかもしれません。過去の経験に基づいたトップダウン処理がどのタイミングでにおいの知覚に寄与するのか、トップダウン処理のために必要なにおいの記憶はどのように貯蔵されているのか、不明なことは多くあります。
 本講習会では、嗅覚心理学の基礎とにおいの心理学の応用について新しい知見を含め、改めて見直し、話題提供をいたします。その上で、においの感情特性や嗅覚と他感覚との相互関係等、昨今研究成果の多いトピックスもご紹介します。

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