このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 化学分析における“不確かさ”の評価と測定データの扱い方 [講習会詳細] | テックデザイン
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化学分析や試験などから得られる測定値に誤差が含まれることは避けられません。測定誤差をどのように扱い、評価すべきなのか、不確かさ評価の基礎からその実践方法を解説します。

化学分析における“不確かさ”の評価と測定データの扱い方

【日 程】

2017年6月30日(金) 10:30~16:30

【会 場】

都内都心部で調整しております。しばらくお待ちください。

【受講料】

29,980円(税込/テキスト付)

講師: (独)産業技術総合研究所 計量標準総合センター 招聘研究員 

工学博士 榎原 研正

経歴: 1983年通産省工業技術院計量研究所(現産業技術総合研究所 計測標準研究部門)入所、応用統計研究室長、粒子計測研究室長、材料物性科長、上席研究員など歴任1991年-1992年米国立標準技術研究所統計工学課客員研究員 明治大学理工学部兼任講師、筑波大学数理物質科学研究科兼任講師 専門分野は応用統計、不確かさ解析。

Ⅰ. 不確かさ評価の基礎
 1.背景と概要: 不確かさが何故必要か、歴史的経緯、誤差と不確かさ、トレーサビリティのための不確かさ
 2.統計的ミニマム: ばらつきの表現、標本と母集団、標本平均の性質、基礎的な確率分布
 3.不確かさの評価方法: 不確かさとは何か、タイプA評価とタイプB評価,測定モデル 不確かさの伝播則、感度係数の意味、バジェット表の作成、不確かさの表現と報告
 4.簡単な評価例: 血圧測定、液体密度測定

Ⅱ. 化学分析における不確かさ評価
 1.代表的な操作と不確かさ: 秤量、体積測定、希釈、滴定、装置校正、機器分析
 2.扱いの難しい要因: サンプリング、前処理、回収率、マトリックス効果
 3.検量線の作成: 一 点検量線、多点検量線
 4.標準物質とトレーサビリティ
 5.分析技術をどう確認するか ─ 技能試験への参加
 6.化学分析における不確かさ評価事例

Ⅲ. 統計的手法の利用
 1.回帰分析(検量線の作成)と不確かさ
 2.分散分析とその利用: 併行精度、室内再現性、室間再現性、均質性、安定性 
 3.感度係数の簡易計算
 4.モンテカルロ法による分布の伝播

Ⅳ. その他の話題
 1.用語の問題、検出限界と定量下限、フィッシュボーン図の利用、規格とガイドなど

<習得知識>
・測定の確かさの評価がなぜ重要なのかを理解する。
・化学分析における不確かさの評価方法を身につける。
・回帰分析や分散分析など,化学分析でよく利用される統計手法とその利用方法を学ぶ。
・技能試験への参加などによる外部精度管理の方法論を理解する。
  
<講義概容>
 測定・分析・試験などの信頼性をどのように評価し、利用するかは、重要だが頭の痛い問題である。従来から、測定値と真値の差と定義される「測定誤差」の概念に基づく誤差評価が長く行われてきたが、「真値」や「誤差」という厳密には不可知の量に依存することに由来する混乱があった。この解消のために導入された「不確かさ」という指標が、測定の信頼性の指標として国際的に広く受け入れられ、現在では商取引、安全・安心の確保、トレーサビリティの証明、環境保全、科学計測等の分野で利用されるようになっている。これは化学分析や臨床検査の分野においても例外でない。
 本講義では、不確かさとはどのような指標であり、どのように評価されるかについての基礎から実践に到るまでを、化学分析への利用を念頭にやさしく解説する。

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